2005年02月01日

日本のバーは素晴らしい

世界各国のバーは、日本のバーと比べていろいろな点で違うようです。
私自身は海外でバーに入ったことは数回しかありませんが、知人からいろいろ経験した話を聞く機会も多いので、今日はそのあたりを書いてみようと思います。


あるバーマンがアメリカに行ったときのお話。

あるバーで飲んでいると、タンカレーの見かけたことのないボトルを見つけました。
バーマンに聞いてみると、「タンカレーTEN」というジンだとのこと。
当時、「タンカレーTEN」は日本で発売されていなかったようです。

バーマン曰く、

「本当にうまいジンだ。マティーニにして飲むと最高だよ」

というので、マティーニを注文することに。

そしたら、タンカレーTENとベルモットを

大き目のシェイカーにドボドボ

入れはじめ、入れ終わるとそのシェイカーを冷蔵庫にポン。

しばらくして冷えたところで、なんと

ストローでかきまぜ

グラスに注いで「はいどうぞ」。

彼は、アメリカでは二度とカクテルは注文しないことを心に誓ったのでした。


アメリカに限らず、海外のバーマンのカクテルの作り方はかなり大雑把です。
日本のバーマンのように、メジャーカップで正確に量を計ってカクテルを作っているような国はほとんどないそうです。

そういう意味では、日本のバーマンの技術は世界有数であることは間違いないでしょう。


また、スコッチウイスキーの本場、イギリスのバーに行ってみるとわかりますが、普通のバーですとスコッチウイスキーが10種類から20種類くらいしか置いていません。
日本のバーですと、ちょっとしたバーでも50種類から100種類くらいは置いているところも珍しくないですから、日本でウイスキーをお飲みになっている方にとっては意外に思われることでしょう。


日本のバー、そしてバーマンがこれだけ素晴らしいのは、お国柄なんでしょうか。
でも、そういうバーマンがいるバーで美味しいお酒が飲めるということは、日本人は幸せなんだなと思ったりします。
  

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2004年12月21日

一年四ヶ月前の約束

BAR 月華汐留シティセンタービルの41階、『BAR 月華』にお邪魔してきました。

マネージャでバーマンである藤井さんとの付き合いは、もう5年以上になります。
いつも優しく接してくれる、接客態度が素晴らしい方です。

『BAR 月華』は、京町屋のバーをモダンに再現したという、銀座の夜景が楽しめる素敵なバーです。

私が予約をしてお邪魔すると、私の大好きなバーボン、「ブラントン」のボトルが席の端に置いてあります。
こんな小さな気遣いがうれしいんですよね。
何か、特別扱いのお客さんのようで。

そして、しばらく歓談しながら飲んでいたら、藤井さんからあるものを手渡されました。

余市ゴールドラベル『余市ゴールドラベル20年』

私が昨年飲んだシングルモルトの中で、一番美味しいと思ったものです。
ラベルには大きく「謹呈」の文字が。
この余市は、非売品として限定数出回っていた貴重なウイスキーです。

私が一年四ヶ月前に月華を訪れたとき、この『余市ゴールドラベル』をご馳走になり、私が最後に空けてしまいました。
すると、藤井さんがこの余市のラベルを取っておいてくださるとのことで、次に来店したときにお渡しします、と約束してくださったのです。

それから一年四ヶ月が経ってしまいました。

久しぶりに訪れましたが、私もそのラベルのことははっきり覚えていたので、何より嬉しかったです。

客として大事にされていることが、どれだけ嬉しいことか。
そんなに通っているわけではないのに、こんなに良くしていただいて。
だからこそ、また会いに行こうと思うのです。


そんな嬉しい出来事があった夜でした。
  
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2004年12月11日

あるBARのカウンターにて

とっても美味しかったソルティドッグ昨日、行きつけのBARに行ってきました。

カウンターでいつものようにジン・トニックを飲んでいました。
店内は、ほぼ満席。
カウンターの中では、バーテンダー二人が忙しく働いています。

バーテンダーM君が、ソルティドッグを三つ作り、バーテンダーK君に渡しています。
ところが、渡すときに何やら二人は話しています。
K君は、受け取った三つのソルティドッグのうち、二つをカウンターに置き、一つをテーブルのお客さんのところに持っていきました。

そして、戻ってきたK君。
おもむろに私の前に来て一言。

『ソルティドッグ、絞りたてでうまいっすよ。いかがですか?(笑)』

あれ?
もしかして、間違って多く作ったのね。

『何それ(笑) んー、まあいいや、ちょうだいそれ』

飲んでみたら、とても爽やかで美味しいソルティドッグでした。
ソルティドッグなんて飲んだの何年ぶりだろう。

チェックをお願いすると、しっかりソルティドッグの分も取られました。

何だよ、お金取るの?…
  
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2004年12月06日

行きつけの店はありますか?

TIPTOP若い頃にBARという店に出会って以来、毎週二、三回はBARに通っていました。
結婚してから一時期減りましたが、最近はまた週一回程度お気に入りのBARに通っています。

何故BARなのか。

まず、居酒屋などに比べて一人で入りやすいこと。
そして、バーテンダーという酒のプロフェッショナルがいること。
私にとっては、この二点だと思います。

都内の会社に勤めていたころには、新宿や池袋のBARに通いましたが、フリーランスになり自宅で仕事をするようになってからは、地元のBARに通うことが多くなりました。
昔は、都会のおしゃれなBARへのあこがれなどもあったのですが、最近では、酔っ払っても歩いて帰れる距離で飲めるということは、大変楽であるということに気が付いたのです。
それよりもっと大事なことは、今通っているBARが、都内の店に負けないくらい良いBARであるということなのかもしれません。

行きつけのBARでは、顔なじみのバーテンダーや常連客と他愛のない会話をして、美味しい酒をいただくという、ただそれだけなのですが、新しい酒との出会いや、新しい人との出会いなども楽しみであり、また、友人の家にお邪魔をして語らえる癒しの空間のような、そんな楽しみ方をしています。

私が酒を通じて知り合った友人は、大切な友人が多いです。
BARで知り合った友人の結婚式の司会をしたこともありますし、仕事のパートナーとなっている友人もいます。
普段、仕事や日常生活で知り合うことの出来ない人と知り合うチャンスがあるのも、BARの面白いところでもあります。(もちろん、これはBARだけとは限りませんが、飲み屋さん全てに言えることかもしれません)

なぜ、そんな大切な友人とBARで知り合うことが出来るのでしょうか?
たくさん理由はあると思いますが、その一つに、酒を飲む席では本音で語り合えるということなのではないでしょうか。
酒を飲むことで、ちょっと酔いが回り、理性が失われます。
理性を失うと、その人の本性が顔を出してきます。
その本性同士がぶつかり合って、互いに意気投合すると、根っこの相性がいいわけですから、いい友人になることが出来る、という勝手な想像です。

「一人でBARに入る勇気なんかないよ」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
何も初めてのBARに一人ではいるような、私みたいなことをする必要はありません。
初めての店は友人同志でいいのです。
そこでカウンターに座り、バーテンダーと話をしてみて、いい感じだと思ったら、たまに一人で行ってみましょう。

行きつけの店がある。
家以外にも落ち着く場所がある。
これって、とっても素敵なことです。
みなさんも、行きつけの店を作るために、小さな冒険をしてみてはいかがでしょうか。

《写真》池袋・BAR TIPTOP のカウンターにて。
  
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