2006年05月29日

恒例の宴会

今年も和食たか田さんで恒例の宴会を行いました。
そこで提供された日本酒を紹介します。

一本目は写真はありませんが、大信州の純米吟醸槽場詰めでした。
仕込1号タンクの中汲みの一番美味しいところで、蔵元が50本だけ確保しておいたものをいただきました。
通常四合瓶でしか販売されていないものですが、一升瓶で提供していただきました。
槽場詰め独特の旨みがあり、スッキリ美味い酒でした。

大信州 純米大吟醸 特選にごり二本目は、大信州純米大吟醸生酒特選にごり。
柔らかい甘みとさやわかな微発泡が気持ちの良い酒です。
りんごのような甘みが感じられ、シードルのような感じです。

こういう日本酒を飲むたびに日本酒の概念が吹っ飛びます。






石鎚 吟醸酒 夏吟 槽しぼりそして三本目。
四国愛媛の石鎚酒造の自信作、夏季限定商品「石鎚 夏吟」です。

とてもキレがいいです。
名前の通り爽やかな飲み口。
吟醸酒ですが食事にもぴったり。
美味しい酒でした。






今年も堪能させていただきました。
ありがとうございました。


PHOTO : 府中市・和食たか田
  

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2006年05月19日

さむらい 日本一アルコール度数の高い日本酒

さむらい

PHOTO : 府中市・BAR American

アルコール度数が何と46度。
日本一強い日本酒です。
一年貯蔵とのことです。

冷やした状態でストレートで飲んでみました。
確かに味と香りは日本酒。
いかにもアミノ酸が多いといった感じにコクのある味わいですね。

でも、さすがに食中酒には向かないですね。
食後酒のほうがいいでしょう。

キンキンに冷やして、ジンやウオツカのように飲りたいなと思いました。
ロックでも美味しく飲めそうです。

この「さむらい」は、オーク樽に寝かせた「さむらい NAPOLEON」なんていうのもあるそうです。
ブランデーか?、とツッコミを入れたくなりますね。

玉川酒造は、新潟の老舗蔵元なのだそうです。
珍しい酒が好きな方にとってはインパクトとして最高の日本酒ではないでしょうか。

日本酒度 :+66 ← 冗談みたいな値です。
精米歩合 :60%
アミノ酸度:0.6
酸度   :0.9


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2006年05月18日

橘屋 純米吟醸山廃仕込

橘屋 純米吟醸山廃宮城の川敬商店が醸す「橘屋」の純米吟醸・山廃仕込です。

先日、和食たか田さんにお邪魔した際、いつものようにいろいろな美味しい日本酒をいただいたのですが、中でも気になった酒がありました。

川敬商店は、平成8年、9年、12年、13年、14年、16年全国新酒鑑評会において連続の金賞受賞。
平成14年宮城県清酒鑑評会において最高の賞である宮城県知事賞も受賞している実力のある蔵です。

速醸仕込が主流の今日、創業以来の山廃仕込みを継承している蔵元なのだそうです。

私は個人的に山廃仕込の酒は好きではありません。
ちょっと香りが好みじゃないんですよね。

山廃仕込については説明が長くなりますので省略しますが、昔ながらの酒造りで手間と時間がかかります。
この造り方をしている酒は、おそらく100本に一本あるかないかくらいではないでしょうか。
しかも濃厚で酸味が多い酒となるため、現代で好まれる酒のタイプとは違うようです。

ところが、この山廃は旨い。
穏やかな香りです。
のど越しがとても気持ちいいんです。

「巷で出回っている山廃は本来の山廃じゃない。ウチの酒が本来の山廃なんだ」と蔵の方がおっしゃっていたと聞きました。
それがラベルにある「川敬流」なのかもしれません。

聞いたところによると、寿司と絶妙のマッチングなのだそうです。
いわゆる「マリアージュ」ですね。
寿司と一緒に飲むと、酒も美味しくなるし寿司も美味しくなる。
お酒が飲めない女性でも、この組み合わせで飲めたというお話も聞きました。

実は、この蔵を訪れたある酒屋さんが、橘屋の四合瓶を一本もらって帰ってきたのですが、弁当の寿司と一緒に飲み始めたら東京に着くまでに全部飲んでしまったのだそうです。
それほどこの酒と寿司は合うとのことでした。

この酒の瓶詰めは2002年。
もう3年以上前です。

実は、川敬商店は2003年に起きた「宮城県北部地震」で蔵は大きなダメージを負い、仕込が出来ない状態にあったとのことです。
そのときの地震の震源が川敬商店のある南郷町の直下だったそうですから。

現在仕込みがされているのかどうかは未確認なのですが。

今飲んでいる橘屋は、蔵を訪れたある酒屋さんが保管しており、和食たか田さんにだけ卸しているのだそうで、在庫もわずかしかありません。
このような優秀な酒が飲めなくなるのは残念です。
一日も早い復興をお祈りしたいと思います。


原料米  :蔵の華100%
精米歩合 :50%
使用酵母 :宮城マイ酵母
酒母   :山廃
アルコール:15.5
日本酒度 :+2
酸度   :1.4


PHOTO : 府中市・和食たか田

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2006年05月06日

ふり袖大吟醸

ふり袖大吟醸京都伏見の清酒、ふり袖の大吟醸です。

全国新酒鑑評酒とラベルには記されています。
同封されていた能書きには、

日本の名工「越前杜氏浜本久雄」が京都伏見の名水と極上酒米を磨きに磨き上げ、ただひたすら美味しい酒を求めて昼夜に亘って醸した酒で、低温貯蔵し熟成させた大吟醸です。
数々の賞を受けたふり袖醸造元が究極の味を求めておられる愛酒家に贈る傑作酒です。


とあります。

そこまで言われれば飲まないわけにはいかないでしょう(笑)

山田錦の40%精米、日本酒度は+3、酸度1.5とのことです。

飲んでみましたが、いやぁ、ただただ美味しいです。
旨みたっぷりなのにキレが良い。


向島酒造の創業は明暦年間に遡ります。
酒造りの技を今に伝えて350年、昨年も全国鑑評会において金賞を受賞、二年連続なのだそうです。

「ふり袖」の由来は、徳川初期の頃より、京・大阪・奈良への街道を往来する人々に、蔵の娘がふり袖姿でできたての新酒を振舞っていたこととされているんだそうです。
その商品の多くにふり袖姿の娘をイメージした「美人画」が描かれています。

このお酒は、妻の友人のかたからおみやげにいただきました。
とても美味しいお酒をありがとう。
ごちそうさまでした。

  
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2006年05月04日

醴泉 純米大吟醸

醴泉 純米大吟醸「れいせん」と読みます。

「醴泉」を醸す玉泉堂酒造は岐阜県養老町にあります。
文化3年(1806)創業の歴史ある蔵です。

奈良時代に元正天皇が養老の地を訪れ、滝の水が甘く健康に良いという中国の泉の名前を、この地の泉に名付けていったのが「醴泉」なんだそうです。

昭和20年代までは、高級清酒の銘柄として「醴泉」を使っていたそうですが、昭和61年(1986)に初めて全国新酒鑑評会で金賞を受賞したことを機に、再び「醴泉」の銘柄を使うようになったそうなんです。

地元の銘柄である「玉菊」は、人気が高くほとんどが県内出荷。
そして県外向けのお酒がこの醴泉なんだそうです。

酒米には兵庫特A地区東条町の「山田錦」、仕込み水は養老山脈からの伏流水で日本名水百選にも選ばれる「菊水泉」軟水を使用。

味わいは、「柔らかくて濃い」という表現がぴったりきます。
上品な香りと深い味わい。
美味いです。

この美味しさで一升5000円ちょっとという値段はお得ですね。
良い酒がほどほどの価格で飲める。
うれしいことです。

精米歩合 40% 日本酒度 +3 酸度 1.5

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2005年10月05日

夏子の酒、復活

夏子の酒、海渡る 台湾へ200本、被災越え夢実現(朝日新聞)

漫画「夏子の酒」(尾瀬あきら原作)のモデルになった新潟県和島村の久須美酒造。
昨年7月の水害、10月の中越地震で大打撃を受け、廃業したという噂を聞いていました。

今日、朝日新聞の記事を見て、復活していることを知りました。

個人的にはそんなになじみの無い蔵なんですが、ファンも多いですし、こうして復活していたというニュースを聞いて、嬉しい限りです。

これからも頑張っていただきたいものです。
  
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2005年08月30日

南 純米吟醸・無濾過

南 純米吟醸南酒造場は、高知県の東部、安田町にある蔵です。
「南」という銘柄で一躍有名になりました。

年間生産量は約300石という小さな蔵です。
地元では「玉の井」という銘柄で親しまれていますが、昔は地元の有名銘柄「土佐鶴」の下請けのような仕事もされていたと聞きます。
蔵の代替わりの時に、新しいブランドで勝負したいということで造られたのが、この「南」なんだそうです。

清流安田川の伏流水のおかげで、いい水に恵まれています。
近辺を10mも掘れば、どこからでも湧き出すと言われるほど水が豊富なんだそうで、「玉の井」という名前は、尽きることのない玉のような水が井戸に湧き出すことから付けられたそうなんです。

「南 純米吟醸・無濾過」は、無濾過であるのに雑味が少なく、さわやかで優しい味わいのお酒です。

高知の日本酒は、力強い男らしい味というイメージがありますが、そんな部分を残しながらも優しい味になっています。

最近では、個人的によく飲んでいます。


PHOTO : 府中市・和食たか田



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2005年07月26日

大信州 梅酒 香梅吟撰仕込 2004

大信州 梅酒大信州には梅酒もありました。

昨年は、純米吟醸で仕込んだのだそうです。
なんとまあ贅沢な。

量もそれほど造らず、値段もそれなりだったそうで、それでも全部売れてしまったそうです。
そこで今年は、半分日本酒、半分焼酎になりました。

私は昨年の梅酒は飲んでいないので比較は出来ませんが、これは今まで飲んだ梅酒の中でも抜群に美味いです。

ほんのりした甘味、やわらかい梅の香り、そして滑らかさ。
そのバランスが絶妙です。
とても爽やかな味わいは、夏にピッタリですね。

話を聞いてみて、昨年の梅酒が飲んでみたかったと思います。

「当初は販売価格を考慮するとアルコールだけで仕込もうかと思いましたが、酒を使わないと大信州の梅酒の価値が存在しません」(大信州 田中常務)

さすが、そのあたりは日本酒メーカーのこだわりですね。


PHOTO : 府中市・和食たか田


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2005年07月15日

大信州 仕込6号 純米大吟醸おり酒

大信州仕込6号純米大吟醸おり酒日本に一本しかない酒。
とても貴重な酒に違いありません。

この「大信州 仕込6号 純米大吟醸おり酒」は、日本に一本しかない日本酒です。

府中市の「和食たか田」さんが、私達の宴会のために大信州さんに相談して出していただいた日本酒なんだそうです。
とてもありがたいことです。

なぜこの酒が「日本に一本しかない日本酒」と言えるのか。

この日本酒は、おり酒です。

通常の日本酒造りにおいて、もろみを目の細かい布で丁寧に漉した際、布では漉しきれない微細な麹と酵母などはタンクの底に沈殿します。

漉したお酒を静置し、おりを沈殿させその上澄みを取り出す「おり引き」を三回くらい繰り返し、おり引きを終えた上澄みが大吟醸となります。

そして、タンクの底にたまったおりの入ったお酒を「おり酒」と言います。

おり酒は少量しか取れません。
今回、大信州さんの6号タンクには、一本分のおり酒しか取れなかったそうなのです。

要するに、醸造年度平成16年の仕込6号タンクのおり酒は一本しかありません。

ということは、この日本酒は「日本に一本しかない日本酒」ということになるわけです。

大信州仕込6号純米大吟醸おり酒の札使用米は、ひとごこち。
精米歩合は50%。
日本酒度は+3。

飲んでみると、さわやかな甘さに微炭酸。
シードルみたいな感じの味わいです。
こりゃ美味い。
こんな日本酒、飲んだことありません。

飲んでいると、自然と顔がほころんでくるのは何故でしょう?

24人の宴会でしたから、あっという間に一升瓶が空になってしまいました。

もうこんなお酒が飲めないと思うと残念ですが、まあ酒は出会いですからね。

このような素晴らしい日本酒を用意してくださった、和食たか田の皆さんと大信州酒造の皆さんに感謝いたします。
本当にありがとうございました。


PHOTO : 府中市・和食 たか田
  
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2005年04月30日

千代の園 大吟醸 袋吊 斗瓶囲

千代の園熊本県にある千代の園の創業は明治29年。
戦前から全国品評会において優等賞を何度も受賞していた、歴史ある優秀な蔵です。

昭和42年には、戦後全国初の純米酒を出荷。
昭和62年から全国新酒鑑評会で金賞を4年連続受賞するなど、現在でもその技術は高く評価されています。

今回いただいた千代の園の大吟醸ですが、私が今までに味わったことのないタイプの酒でした。

まず、メロンのような甘い香り。
口に含んで旨味を感じたな、と思った瞬間、さらっとその風味が消えます。
いわゆる、キレが良い酒ではありますが、そんな言葉では表現しきれない、ある意味儚さを感じる酒でした。

一緒に試飲をした「和食たか田」の方も、「すごいですね。鑑評会の出品酒のような酒です。」とおっしゃっていました。

ラベルに書いてある「YK-35」の文字。
「Y」は、酒造米として最高と言われる山田錦。
「K」は、熊本酵母を純粋培養して作られた協会9号酵母のことで、熊本酵母の頭文字を取って「K」。
「35」は、精米歩合35%のこと。

この「YK-35」という規格は、1980年代頃から鑑評会の入賞上位を占めるお酒の多くが採用しており、その蔵の最高級酒という位置付けがされていることが多かったようです。

最近では、県単位に独自酵母の開発が進み、いろいろな酵母で作られた酒が出品されるようになってきたそうですが。

清酒から立ち上る果実香の成分は、酵母の働きによるものだそうです。
酵母はもともと自然界にたくさん存在し、その蔵の「家付き酵母」というものも存在して、開放タンクで発酵をさせると発酵途中で家付き酵母が入り込んでくるため、例えば「YK-35」という規格で酒を醸したとしても、家付き酵母の力が強ければ、同じ味の酒にはならないと言います。

一杯の日本酒からいろいろと勉強させてもらった一日となりました。


PHOTO : 府中市・和食たか田

熊本県 千代の園酒造平成12年(2000年)度 本流九号 大吟醸生斗瓶囲 1800ml(楽天・お酒の総合館・シマヤ酒店)


  
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2005年04月12日

酒粕

酒粕今日、和食たか田さんにランチを食べに行ったら、おみやげをいただきました。
先日、たか田の皆さんとお客さんで、大信州の蔵へ見学に行かれたそうで、その時に買ってきた酒粕です。

これがあると、いろいろ出来そうですね。
ありがとうございます。

和食たか田さんでは、定期的に大信州さんにツアーで見学に行かれるそうです。
私も行きたいのですが、日曜日が仕事でどうしても都合がつかず、なかなか参加することが出来ません。
都合がつけば是非行きたいですね。

酒粕には、健康効果、ダイエット効果などが期待できるそうです。
悪玉コレステロールを退治し、善玉コレステロールを増やし、総コレステロール値を下げる作用とか、血圧を下げる作用や血栓を溶かす作用とか、デンプンの分解を妨げる物質によりゆっくりデンプンが分解されて太りにくいとか。
いいことばかりですね。

ウチも今日から、酒粕で何か作ろう。


さて、これに関連する話ですが、日本酒の絞り粕は、酒粕として、また化粧品などにも使われ、リサイクル技術が確立されていますが、焼酎の粕は現在のところ産業廃棄物扱いで、リサイクルの技術がまだ確立されていないそうです。
どうも、芋が繊維を多く含んでいるため、ということらしいです。

ある有名な焼酎の蔵元では、一日の粕を産廃として処理するのに8万円の費用がかかるそうで、それが原因で焼酎の価格を仕方なく値上げしたという話を聞きました。
その蔵では、生産量の2倍から3倍の生産能力を持つのですが、産廃処理の費用がかさむため、泣く泣く生産量を落としているとのことです。

良質の焼酎が、産廃処理の費用が原因で生産が出来ず、品薄になってしまうのは大変もったいない話だと思います。
何とかリサイクルの技術が確立されて問題が解決されるのを期待したいですね。

この話は、人から聞いた話ですので詳しくはまだ語れませんが、この件について、これから調べてまたテーマとして取り上げたいと思います。
もし、詳しい方がいらっしゃいましたら、コメントをいただければ幸いです。
  
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2005年04月09日

白岳仙 純米吟醸生 山田錦十六号

白岳仙福井市の安本酒造、白岳仙(はくがくせん)です。

これを飲むまで白岳仙という酒は知りませんでした。

飲んでみると、香りはメロンを思い出させるような甘い香り。
旨味がほどよくキレがいい。
旨いですねー。

どんな酒かを知らずに飲むと、先入観無しに飲めるためか、冷静に味を見ることが出来ますね。
でも、私は評論家ではないんですけど。

後日調べてみたんですが、蔵元の安本岳史さんは、若干31歳だとか。
そんな若い方が造る酒であんなに旨かったのか。
ちょっと驚きですね。

さらに調べてみると、同じ福井県内の銘醸・黒龍にいた杜氏さんが新たに造りに加わったとのこと。
そして、最近ますます酒質を上げているとの評価が。

生産石数400石。
一升瓶でたった4万本。
小さい蔵だからこそ出来る、全て手作業で妥協を一切許さない酒造り。

これからがとても楽しみな酒ですね。


PHOTO : 府中市分倍河原・くいもんや いごっそ



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2005年04月07日

大信州 仕込二十七号 純米大吟醸生原酒

大信州 仕込27号大信州・仕込二十七号は、酒販店の方から「昨年の大信州の一番人気酒を超える出来」と評判の酒です。

このお酒はモロミ日数が50日にも及ぶ長期モロミとなんだそうですが、元々モロミ日数が長いと言われる大信州でも50日は滅多にないのだそうです。
これにより、熟成感、トロミが感じられるというお話でした。

日本酒度は+10。
超辛口なわけですが、辛味はほどんど感じられません。
香りはそれほど強くはありませんが、舌触りはとてもまろやか、米の旨味もしっかりあって。
こりゃめちゃくちゃ旨い。

酒袋に取り分けて丁寧に仕立てた中から中汲みの部分だけを取り出し、加水を施さない原酒のままの状態で瓶詰め。
大信州の理想型に仕上がった、と評されるこのお酒、是非とも飲んでみていただきたいですね。


PHOTO : 府中市・和食 たか田



こちらは大信州の定番酒 生酒大信州純米吟醸超辛口生1.8L(楽天・酒の名槌屋)



  
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2005年04月02日

大治郎 純米本生うすにごり

大治郎 純米本生うすにごり滋賀県の小さな酒蔵、畑酒造さんの大治郎です。

先日、府中の「和食たか田」さんにお邪魔したときに、一杯目にいただいたお酒です。

一月中旬に搾ったばかりの新酒を、うっすらとオリをからませた状態で瓶詰めしていて、それが若い酒の渋みを和らげ、うまくバランスを取る役目をしているのだそうです。

とてもフルーティで美味しいですね。
いつもは吟醸酒ばかり飲んでいる私ですが、こういうお酒は新鮮に感じます。

畑酒造さんのモットー。
それは、米を作るひと、酒を造るひと、酒を売るひと、酒を飲むひとが、お互いに顔が見え、語り合える田舎の小酒屋の良さを大切に夢のある、つくる楽しみを伝えていける蔵元を目指していること。

造り手の顔が見えるっていいですね。

この「大治郎」の名前の由来は、若き蔵元、畑大治郎さんから取ったものだそうです。

インターネットで「大治郎」を検索すると、「蔵元に見学に行ってきました」というサイトが出て来るわ出て来るわ…。
そんなところからも、畑さんのお酒に対する姿勢が垣間見ることが出来るようです。

私も滋賀に行く機会があったら、訪れてみたいと思いました。

ちなみに、ラベルの右側に書いてある「よび酒(みず)」。
呼び水は、「ある物事の起こるきっかけとなる事」の意味ですよね。
ということは、この「よび酒(みず)」は、造り手と飲み手がつながるきっかけとなる酒ということでしょうか。

なかなか粋な言葉だと思います。


PHOTO : 府中市・和食 たか田


大治郎 純米うすにごり 生酒 1800ml 2012年新酒(楽天・近江の地酒 はしもとや)




  
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2005年03月12日

すず音



発泡純米酒「すず音」です。

「すず音」は、宮城の名醸蔵、「一ノ蔵」の作。

日本酒の持つ米の甘味を持ちながら、シャンパンのようなさわやかな風味が感じられる、とても呑み口がいい不思議なお酒です。


低アルコール酒の残糖分を瓶内で再発酵させ炭酸ガスを封じ込めた一ノ蔵オリジナル製法による手づくり品。
サイダーのように強制的に炭酸ガスを入れたものではありません。


このとても優しい味わいは、日本酒が苦手な方でもきっと気に入っていただけると思います。


私が初めてこの「すず音」を飲んだのは、深夜に BAR American を訪れたとき。
「ちょっと変わった日本酒があるんです」とバーテンダーさんに薦められたからでした。

飲んだ翌日、私はすぐに近くのデパートに買いに走りました。
それほどこのお酒が気に入ったんです。

一ノ蔵は、すず音以外にも従来の日本酒の概念を覆すような日本酒をいろいろと造っています。
飲む機会があったら紹介しようと思います。


この酒を購入する(楽天・地酒のリエゾン 楽天市場店)


  
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2005年03月05日

豊国 おり酒

豊国おり酒豊国酒造は、福島県の山あいにある会津坂下町にあります。
ご夫婦二人で酒造りを行っている小さな酒蔵です。


会津坂下町と言えば、今をときめく飛露喜があります。
第二の「十四代」と騒がれている東北の銘酒です。

実は、飛露喜の社長が酒造りを始める際に、豊国酒造さんにお話を聞きに来たというお話があるそうです。

さて、先日「和食たか田」さんにお邪魔した際、次のお酒をどうしようか悩んでいたところ、

「牛乳はいかがですか?」

と言われて出てきたお酒が、この「豊国 おり酒」でした。
本当に牛乳のような真っ白なお酒です。


白く濁っているお酒は、通常「にごり酒」と呼ばれます。
にごり酒とは、もろみを目の粗い布で漉しただけの白濁酒の事です。
もろみの中の蒸し米や麹の粒が残っていて白く濁り、ザラッとした舌触りで、甘味があります。

ところが、このおり酒は、にごり酒とは造り方が違います。

通常、にごり酒でない普通の日本酒を造る際は、もろみを目の細かい布で丁寧に漉します。
布では漉しきれない微細な麹と酵母などはタンクの底に沈殿します。

漉したお酒は静かに置き、おりを沈殿させその上澄みを取り出します。
これを「おり引き」と言います。
通常は、この作業を三回くらい繰り返し、おり引きを終えた上澄みは、大吟醸として出荷します。

そして、タンクの底にたまったおりの入ったお酒をおり酒と言います。


飲み口は、とてもさわやかで旨味もたっぷりあります。
いくらでも飲めそう。


おり酒は、ほんの少量しかないため、通常蔵元の方々だけで飲んでしまうお酒のようです。
でも、こんなに美味しいものなら見つけたら飲みたいですよね。


PHOTO : 府中市・和食 たか田



こちらは豊国(とよくに)純米吟醸 中取りです(楽天・ワインshop マルシェディジュール)




  
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2005年02月22日

赤とんぼ

赤とんぼラベルに酒の名前が書いていない、ちょっとユニークな日本酒、「赤とんぼ」です。

神奈川県海老名市の泉橋酒造は、日本でも珍しい「日本酒のドメーヌ」を目指す蔵元です。

ドメーヌとは、領地を表すフランス語。
自らぶどうを栽培して、そのぶどうからワインを造る醸造所のことをドメーヌと言います。

日本酒では、米も酒も造っている蔵元はほとんどありません。
ワインを造っている農家の方からみると、日本は変わっていると思われているかもしれませんね。


泉橋酒造では、自営田と契約栽培田を合わせて15haあり、そこで酒造好適米を栽培しています。

一般の方も参加する田植えや稲刈りのイベントまでやっているそうで、自分が手がけた米で造られた日本酒はまた格別でしょうね。


「赤とんぼ」は、この蔵のシンボルマークでもあり、健康的な酒米の栽培の象徴なんだそうです。
そして、この「赤とんぼ 槽場中取り直詰め」という日本酒、年一回の出荷で、たった200本限定です。

「ほとんど酸素に触れない、生まれたままのピチピチのお酒」なんだそうで。


先日、「赤とんぼ」を飲む機会がありました。
飲んでみると、とてもさわやかな味わい。

すっきりしていますが、決して辛口ではなく、いい甘味がバランスよく感じられます。

これは旨いです。


自ら米を栽培し、その米で酒造り。
素敵ですね。
泉橋酒造さんには、これからも頑張っていただきたいです。


PHOTO : 府中市・和食たか田


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2005年02月14日

大信州 掟破り

大信州 大吟醸掟破り私が大好きな蔵「大信州」から、とんでもない酒が出ました。

その名も「掟破り」。

何とも日本酒らしくない名前ですが、今となれば迫力さえ感じさせるネーミングです。


このお酒、大信州の特約店約250店舗のうち、たった8店舗にしか出ていないものなのです。


大信州は、CMや雑誌などのメディアを通じた宣伝をしていません。
しかし、大信州を一生懸命応援してくれる酒屋さんなどのおかげもあり、飲んでくださる方が「大信州はいい」と、隣から隣へ言って下さったことで、もう既に新規では取れない状態になってしまっています。

そんな酒屋さんの中でも、大信州のことを非常に大切にしてくれる上位8店に、大信州さんが「何かお礼をしたい」ということから、「いい酒をこしらえよう」ということなったのだそうです。


それにあたって、大信州さんは考えました。

鑑評会に出すのと同じ仕様、かつ大信州らしさ残すお酒。
ところが、鑑評会に出すお酒と一緒では面白くない。

実は、鑑評会に出すお酒は確かにすごいらしいのですが、ちょっと異次元な酒なんだそうです。

そこで、お店の方にわかりやすくしよう、飲んでいただく方に「これはすごい」とわかってもらえるお酒にしようということになったそうなんです。


そして、酒が出来上がり、その8店にサンプルを送りました。

すると、各店から、

「これはすごい」
「いいんじゃないの」

という声が次々と上がり、

「こんなにいい酒だったら、酒屋さんとして、酒の売り手として、どこに出しても恥ずかしくない」

と言っていただけたそうです。


そこで、このお酒にどんな名前を付けようかと8店で考えた結果、はじめてこういうことをしてくれたし、「今までに無い酒、掟を破った、殻を破った酒」という意味で『掟破り』という名前はどうか、と大信州に打診をしたそうです。

大信州では、今までそのような名前を付けたことがない、ということで渋ったそうなんですが、酒店の皆さんが、「我々が責任を持って売る」ということで、押し切ってしまったそうです。


さて、この「掟破り」、その特約店の上位8店にも数ケースしか入荷しない貴重な酒です。

もし、見かけることがあったら、どうぞそのお店のご主人に「掟破り」のお話をうかがってみてください。


もしかしたら、このお酒は二度と飲めない「幻の酒」になってしまうかもしれません。

お酒に対する情熱と、感謝の気持ちが伝わる、とてもいいお話だと思います。


PHOTO : 大信州 大吟醸「掟破り」 IN 府中市・和食たか田
(米・山田錦 精米歩合35% 日本酒度+5)


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2005年02月12日

伯楽星 純米吟醸

伯楽星「伯楽星・純米吟醸」です。

伯楽星は、宮城県の新澤醸造店のお酒。
若き蔵元兼杜氏、新澤巌夫さんが造るお酒です。

この「伯楽星・純米吟醸」、酒のテーマは『究極の三杯目』。
酒の作り手として、そもそもこういう発想は非常に珍しいでしょう。

新澤さんは、東京農大醸造学科博士号を取得され、この小さな酒蔵の蔵元になられました。
元々、先代が営んでいた酒蔵を継いだわけですが、経営は思わしくなく、酒造りをやめようと思っていた父親を説得して、自ら杜氏になり酒を造っています。

この新澤さん、蔵から酒販店に発送する際に、蔵から酒販店までの距離などを計算して、ある店には常温のまま発送したり、別な店にはクール便で送ったり、さらに、酒販店に到着してからの温度管理を詳細に指示するなど、通常の日本酒の常識からは考えにくいようなことをどんどんやっているようです。

さすがは博士号を取った方だな、と言ったところでしょうか。

そして、この「伯楽星・純米吟醸」なのですが、「究極の三杯目」とはどういうことなのかと言いますと、酔ってからさらに美味しく感じることを狙っているのだそうです。
飲み口はとてもさわやかで、少しの酸味もあって、そのバランスが非常にいいんです。

今では、府中市「和食 たか田」さんで飲むときは、三杯目に「伯楽星・純米吟醸」を自然と注文してしまっています。

宮城の小さな酒蔵が、酒造りの情熱を持って出してきたこのお酒。
もし見つけたら、一杯目ではなく「三杯目」に注文してみてください。


PHOTO : 伯楽星・純米吟醸 in 府中市・和食たか田
(米:蔵の華 精米歩合55% 日本酒度+3)


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2005年02月03日

御神酒 国府鶴

御神酒 国府鶴今年、大厄となる私は、先日近所にある「大国魂神社」に厄除祈願に行ってまいりました。

その際、参拝の帰りにいただいたものの中に「御神酒(おみき)」が入っていました。


大国魂神社の御神酒は、神社の近くの旧甲州街道と府中街道の交差点にある「中久本店(野口酒造店)」の「国府鶴」。
ここの六代目当主だった野口忠直氏は、現府中市長。
府中屈指の旧家でもあります。


お神酒が入っていた箱には、以下のような文言が書いてありました。


 この御神酒は、ご神前にお供えした神饌です。
 皆さまにおさがりとしておわかちいたします。
 ご家族皆様でお召し上がり、神様のご加護のもと健やかに心豊かに、
 ご家族円満にお過ごしくださいますようにお祈り申し上げます。


はい、おっしゃるとおりです。
大厄の今年、何事もありませんように。
  
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2004年12月08日

大信州

大信州仕込み51号純米大吟醸東京都府中市に「和食 たか田」というお店があります。
もう3年以上通っていて、かなりお世話になっている和食屋さんです。

「たか田」は、料理の素晴らしさもいいのですが、美味しい日本酒の品揃えも自慢です。
中でも『大信州』は、私が近年飲んできた日本酒の中でも、最も印象に残る銘柄の一つです。

先月飲ませていただいた「仕込み51号」は、まさに芳醇という言葉がぴったりの、もっとわかりやすく言うと、香り高く旨みが濃くてメチャクチャ美味しい酒でした。
「たか田」に行くと、いつも日本酒の奥の深さを感じて帰ってくるのですが、毎回毎回違う酒を注文しなければならないほど、大信州のラインナップを豊富に取り揃えています。

もともと「たか田」と「大信州」との出会いは、たまたま東京に来ていた長野のお客さんが言った、「大信州という美味い酒が長野にある」という一言だけで、たか田のご主人が大信州酒造に電話したのが始まりだそうです。
その時は、「直販はやってない」ということで電話は終わったのですが、そのすぐ後に大信州の方がたか田さんを訪れたとのこと。
長野の酒造会社の人が、東京の一軒の和食屋さんに、ですよ。
ちょっとびっくりするような話だと思いませんか?

その後、大信州の特約店である酒屋さんとたか田さんが取引をすることで、大信州がたか田でも飲めるようになったのだそうです。
その酒屋さんもちょっと変わった酒屋さんなのですが、それはまた日を改めてご紹介します。

ここで、「たか田」と「大信州」が出会ってしまったわけですね。
そして、出会うことが出来たのは、たか田のご主人の行動力と、大信州酒造の方の行動力なのです。
「ダメもとでもいいから行動してみる」ということが、いかに大事かを教わるようなお話です。


大信州のホームページに行きますと、面白いことが書いてあります。

『酒を醸すこと、それは自然との融合です。決して逆らわず、静かに調和を取ること、それだけが全てです。』

『私たちの酒造りの源泉は"遊び<興味>と工夫<革新>”』

『造りを楽しむために"遊び"、お客様に美味しい体験をしていただくために"工夫"する』

特に下の方二つのポリシーは、あまり酒蔵では語られるものではない気がします。
『遊び』と『工夫』。
だから、大信州は飲むたびにいつも新鮮な感動があるのか、と思いますね。

「大信州」の美味しさ、素晴らしさは、拙い私の文章力ではとても伝えられるものではありません。
今、書いていてそれを実感しています。
そして、今年飲んだ日本酒の中で一番旨いと思った銘柄は、『大信州 特詰(番外品)』でありました。

大信州さんには、これからも私たちを楽しませるような、美味しい体験を提供していただきたいと節に願っております。


PHOTO : 大信州・仕込み51号 純米大吟醸 (日本酒 長野・大信州酒造) IN 府中市・和食たか田

今の大信州のおすすめ 純米吟醸 超辛口を購入する(楽天・酒の名槌屋)
  
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