2006年05月31日

ザ・プレミアム・モルツ 2年連続最高金賞受賞!


サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ」がモンドセレクションで2年連続最高金賞受賞しました。
快挙です。

とりあえず、こちらで速報をご覧ください。(音が出ますのでご注意ください)

昨年、日本のビールで初のモンドセレクション最高金賞受賞だったわけですが、2年連続最高金賞とは素晴らしい。

近所のレストランにも置くようになったので最近よく飲みますが、飲み飽きない美味いビールです。
サントリーの武蔵野ビール工場が府中市にあるので、地元の酒が評価されたような気がして嬉しいですね。


この酒を購入する(楽天・お酒と食品卸売お助けまねきねこ)




  

ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 23:28Comments(3)TrackBack(0)

2006年05月29日

恒例の宴会

今年も和食たか田さんで恒例の宴会を行いました。
そこで提供された日本酒を紹介します。

一本目は写真はありませんが、大信州の純米吟醸槽場詰めでした。
仕込1号タンクの中汲みの一番美味しいところで、蔵元が50本だけ確保しておいたものをいただきました。
通常四合瓶でしか販売されていないものですが、一升瓶で提供していただきました。
槽場詰め独特の旨みがあり、スッキリ美味い酒でした。

大信州 純米大吟醸 特選にごり二本目は、大信州純米大吟醸生酒特選にごり。
柔らかい甘みとさやわかな微発泡が気持ちの良い酒です。
りんごのような甘みが感じられ、シードルのような感じです。

こういう日本酒を飲むたびに日本酒の概念が吹っ飛びます。






石鎚 吟醸酒 夏吟 槽しぼりそして三本目。
四国愛媛の石鎚酒造の自信作、夏季限定商品「石鎚 夏吟」です。

とてもキレがいいです。
名前の通り爽やかな飲み口。
吟醸酒ですが食事にもぴったり。
美味しい酒でした。






今年も堪能させていただきました。
ありがとうございました。


PHOTO : 府中市・和食たか田
  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 20:01Comments(2)TrackBack(0)

2006年05月20日

田倉

田倉

PHOTO : 府中市・とり鉄

芋焼酎「田倉」です。

高良酒造さんは芋焼酎「八幡」が有名ですが、この田倉もなかなかの焼酎です。
八幡より少しだけ値段が高いですが、それでも納得の味。
八幡が好きな私にとっては、田倉は大好きな焼酎になりました。

白麹の焼酎は黒麹に比べて当たりが穏やかで、柔らかい甘みが特徴。
私は個人的には白麹のほうが好きです。

厳選された有機栽培の芋と米が原料。
そして、高良酒造の裏の飯倉山より何百年も前からの自然湧水が美味さの秘密。
伝統のかめ仕込みによる深い味わい。

今回はオンザロックで飲みましたが、お湯割りでも是非試してみたいですね。

この酒を購入する(楽天・地酒・焼酎専門問屋 油屋)




  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 18:51Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月19日

さむらい 日本一アルコール度数の高い日本酒

さむらい

PHOTO : 府中市・BAR American

アルコール度数が何と46度。
日本一強い日本酒です。
一年貯蔵とのことです。

冷やした状態でストレートで飲んでみました。
確かに味と香りは日本酒。
いかにもアミノ酸が多いといった感じにコクのある味わいですね。

でも、さすがに食中酒には向かないですね。
食後酒のほうがいいでしょう。

キンキンに冷やして、ジンやウオツカのように飲りたいなと思いました。
ロックでも美味しく飲めそうです。

この「さむらい」は、オーク樽に寝かせた「さむらい NAPOLEON」なんていうのもあるそうです。
ブランデーか?、とツッコミを入れたくなりますね。

玉川酒造は、新潟の老舗蔵元なのだそうです。
珍しい酒が好きな方にとってはインパクトとして最高の日本酒ではないでしょうか。

日本酒度 :+66 ← 冗談みたいな値です。
精米歩合 :60%
アミノ酸度:0.6
酸度   :0.9


この酒を購入する(楽天・玉川酒造)
  続きを読む
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 20:34Comments(11)TrackBack(0)

2006年05月18日

橘屋 純米吟醸山廃仕込

橘屋 純米吟醸山廃宮城の川敬商店が醸す「橘屋」の純米吟醸・山廃仕込です。

先日、和食たか田さんにお邪魔した際、いつものようにいろいろな美味しい日本酒をいただいたのですが、中でも気になった酒がありました。

川敬商店は、平成8年、9年、12年、13年、14年、16年全国新酒鑑評会において連続の金賞受賞。
平成14年宮城県清酒鑑評会において最高の賞である宮城県知事賞も受賞している実力のある蔵です。

速醸仕込が主流の今日、創業以来の山廃仕込みを継承している蔵元なのだそうです。

私は個人的に山廃仕込の酒は好きではありません。
ちょっと香りが好みじゃないんですよね。

山廃仕込については説明が長くなりますので省略しますが、昔ながらの酒造りで手間と時間がかかります。
この造り方をしている酒は、おそらく100本に一本あるかないかくらいではないでしょうか。
しかも濃厚で酸味が多い酒となるため、現代で好まれる酒のタイプとは違うようです。

ところが、この山廃は旨い。
穏やかな香りです。
のど越しがとても気持ちいいんです。

「巷で出回っている山廃は本来の山廃じゃない。ウチの酒が本来の山廃なんだ」と蔵の方がおっしゃっていたと聞きました。
それがラベルにある「川敬流」なのかもしれません。

聞いたところによると、寿司と絶妙のマッチングなのだそうです。
いわゆる「マリアージュ」ですね。
寿司と一緒に飲むと、酒も美味しくなるし寿司も美味しくなる。
お酒が飲めない女性でも、この組み合わせで飲めたというお話も聞きました。

実は、この蔵を訪れたある酒屋さんが、橘屋の四合瓶を一本もらって帰ってきたのですが、弁当の寿司と一緒に飲み始めたら東京に着くまでに全部飲んでしまったのだそうです。
それほどこの酒と寿司は合うとのことでした。

この酒の瓶詰めは2002年。
もう3年以上前です。

実は、川敬商店は2003年に起きた「宮城県北部地震」で蔵は大きなダメージを負い、仕込が出来ない状態にあったとのことです。
そのときの地震の震源が川敬商店のある南郷町の直下だったそうですから。

現在仕込みがされているのかどうかは未確認なのですが。

今飲んでいる橘屋は、蔵を訪れたある酒屋さんが保管しており、和食たか田さんにだけ卸しているのだそうで、在庫もわずかしかありません。
このような優秀な酒が飲めなくなるのは残念です。
一日も早い復興をお祈りしたいと思います。


原料米  :蔵の華100%
精米歩合 :50%
使用酵母 :宮城マイ酵母
酒母   :山廃
アルコール:15.5
日本酒度 :+2
酸度   :1.4


PHOTO : 府中市・和食たか田

この酒を購入する(楽天・美好屋)



  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 14:12Comments(3)TrackBack(0)

2006年05月12日

アサヒスタウト

アサヒスタウト伝統の技術で磨かれたイギリスタイプの上面発酵濃色ビールです。コク・甘味があり濃厚な味わい。スタウト特有の香りも楽しめます。

アサヒビールのホームページでは、このように紹介されています。
アルコール分は約8.0% 。
スーパードライが約5.0%ですから、度数がかなり高いんです。
調子に乗って飲んでると簡単に酔っ払いますから。

スタウトとは、イギリスの濃色系の上面発酵ビールのことを言い、アルコール度数が高いので、「強い」という意味の「stout」という言葉が使われているとのことです。

私はアサヒスタウトが好きで、見つけるとよく飲んでいます。
色は真っ黒で、香りはとても複雑です。
苦味も酸味もほどよくあります。

このビール、実はあまり知られていません。
周りの人間に聞いても、バーテンダーに聞いても、知っている人はあまりいません。
しかし、内外からの評価は非常に高いビールなんです。

かの有名なマイケル・ジャクソン氏は、このビールに対して四つ星を付けたのだそうです。

アサヒスタウトが最初に発売されたのは昭和10年(1935)。
スーパードライなんてまだまだヒヨっ子です。

醸造は吹田工場のみ。
仕込みは年1回で、毎年醸造担当者が変わるんだそうです。
このビールの醸造担当になることは、とても名誉なことなのだとか。
味も毎年微妙に違うんだそうです。
(私はそこまで味はわかりませんけど)

ビール好きの人には是非飲んでみて欲しいですね。

この酒を購入する(楽天・ECHIGOYA)


  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 23:46Comments(2)TrackBack(0)

2006年05月11日

ザ・ティアコネル THE TYRCONNELL

ティアコネルアイリッシュ・ウイスキーのティアコネルです。

TYRCONNELLの読み方は、「ティアコネル」「ターコネル」「ティルコルネル」といろいろみたいですが、私は「ティアコネル」と呼んでいます。

アイリッシュ・ウイスキーは世界五大ウイスキーの一つです。
(ちなみに世界五大ウイスキーとは、スコッチ、バーボン、カナディアン、ジャパニーズ、アイリッシュです)

最も古いウイスキーの記録がアイルランドのウイスキーであるため、アイリッシュ・ウイスキーが歴史的に最古のウイスキーと言われているんだそうです。

スコッチ・ウイスキーに似ているように思われがちですが、造り方はかなり違います。
まず、原料である大麦ですが、アイリッシュは発芽させない大麦を主とし、小麦、ライ麦などと糖化のための大麦麦芽を使用しています。
初めから複数の原料を混ぜておいて糖化・醗酵・蒸溜しますが、スコッチのブレンデッドウイスキーは、出来上がったウイスキーを混ぜるため、造り方が大きく異なるわけです。

さて、このティアコネルですが、ラベルに競馬のレースが描かれているのがわかるでしょうか。

これは、1876年にアイリッシュ・クラシックレースで100倍の高配当がついた、競走馬ティアコネルのゴールシーン。
蒸留所のオーナーだったワット家はたいへんな馬好きだったそうで、競走馬ティアコネルは劇的な勝利で伝説の名馬となったそうなんです。

ティアコネルの名前は、古代アイルランド北西部を領土にしていた最強の王国、ティルコネル(オドネルの土地)に由来しているとのことです。

ウイスキーとしてのティアコネルは、今は無きデリー蒸留所の主要銘柄だったそうですが、現在はクーリー蒸留所というところで造られており、有名なアイリッシュ・ウイスキーであるブッシュミルズのライバルとして1992年に生れた新しいブランドなんだそうです。
クーリー蒸留所は比較的新しい蒸留所で、「古き良き時代のアイリッシュ・シングルモルト」を復活させようと出来た蒸留所と聞きます。

味わいは、甘めでスムース。
ウイスキーにしては大変飲みやすいものです。
単式2回蒸留しているそうです。
蒸留の回数が多くなれば、クセなども抑えられてまろやかになりますね。

競馬好きの私としては、このラベルを眺めながら飲むティアコネルは、なかなかのものです。


PHOTO : 府中市・BAR American

  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 20:09Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月06日

ふり袖大吟醸

ふり袖大吟醸京都伏見の清酒、ふり袖の大吟醸です。

全国新酒鑑評酒とラベルには記されています。
同封されていた能書きには、

日本の名工「越前杜氏浜本久雄」が京都伏見の名水と極上酒米を磨きに磨き上げ、ただひたすら美味しい酒を求めて昼夜に亘って醸した酒で、低温貯蔵し熟成させた大吟醸です。
数々の賞を受けたふり袖醸造元が究極の味を求めておられる愛酒家に贈る傑作酒です。


とあります。

そこまで言われれば飲まないわけにはいかないでしょう(笑)

山田錦の40%精米、日本酒度は+3、酸度1.5とのことです。

飲んでみましたが、いやぁ、ただただ美味しいです。
旨みたっぷりなのにキレが良い。


向島酒造の創業は明暦年間に遡ります。
酒造りの技を今に伝えて350年、昨年も全国鑑評会において金賞を受賞、二年連続なのだそうです。

「ふり袖」の由来は、徳川初期の頃より、京・大阪・奈良への街道を往来する人々に、蔵の娘がふり袖姿でできたての新酒を振舞っていたこととされているんだそうです。
その商品の多くにふり袖姿の娘をイメージした「美人画」が描かれています。

このお酒は、妻の友人のかたからおみやげにいただきました。
とても美味しいお酒をありがとう。
ごちそうさまでした。

  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 18:17Comments(2)TrackBack(0)

2006年05月05日

ハバティーニ

ハバティーニMORI BARの毛利隆雄氏オリジナルの「ハバティーニ」です。

このカクテルは当ブログでも取り上げたことがありました。
以前、ジャマイカ・マティーニと呼ばれていたこのカクテルは、現在はハバティーニと呼ばれています。

2005年11月、有名なラムであるHAVANA CLUB(ハバナクラブ)の研修ツアーが行われ、毛利さんも参加されたそうです。

ジャマイカ・マティーニは、ジャマイカ産ラムを使ったカクテルですが、最終的にハバナクラブ7年を使うことで完成されました。

毛利さんは、キューバ研修ツアーでハバナクラブの魅力を改めて実感され、それを機に毛利さんの作る「ジャマイカ・マティーニ」は「ハバナ・マティーニ」と名前を変え、今では「ハバティーニ」と呼ばれ親しまれているとのことです。

オレンジ・ビター 1ドロップ
ハバナクラブ7年 90ml〜
ドライ・シェリー(ドンゾイロ・フィノ) 1/2tsp

60〜70回ステアすることで丸みを出し、ロックグラスに注ぎ、オリーブを沈め、レモンピールで仕上げます。
氷を入れても、最後まで崩れることのない見事なバランス。

シガーとの相性もとてもいいですね。
夏になったらキュッと飲りたい一杯です。


PHOTO : 聖蹟桜ヶ丘・unknown


(参考資料 : ハバナクラブ ニュースレター「ペリオディコ・ハバナクラブ no.7」)

ハバナクラブ7年を購入する(楽天)

  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 17:17Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月04日

醴泉 純米大吟醸

醴泉 純米大吟醸「れいせん」と読みます。

「醴泉」を醸す玉泉堂酒造は岐阜県養老町にあります。
文化3年(1806)創業の歴史ある蔵です。

奈良時代に元正天皇が養老の地を訪れ、滝の水が甘く健康に良いという中国の泉の名前を、この地の泉に名付けていったのが「醴泉」なんだそうです。

昭和20年代までは、高級清酒の銘柄として「醴泉」を使っていたそうですが、昭和61年(1986)に初めて全国新酒鑑評会で金賞を受賞したことを機に、再び「醴泉」の銘柄を使うようになったそうなんです。

地元の銘柄である「玉菊」は、人気が高くほとんどが県内出荷。
そして県外向けのお酒がこの醴泉なんだそうです。

酒米には兵庫特A地区東条町の「山田錦」、仕込み水は養老山脈からの伏流水で日本名水百選にも選ばれる「菊水泉」軟水を使用。

味わいは、「柔らかくて濃い」という表現がぴったりきます。
上品な香りと深い味わい。
美味いです。

この美味しさで一升5000円ちょっとという値段はお得ですね。
良い酒がほどほどの価格で飲める。
うれしいことです。

精米歩合 40% 日本酒度 +3 酸度 1.5

このお酒を購入する(楽天・探し求めた究極の美酒つちたつ酒店)

  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 22:22Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月03日

THE BOTTLERS BRORA 19 Years Old CASK No.1077

BRORA1891年に操業を開始したブローラ蒸留所は、クライヌリッシュ蒸留所と兄弟のようなものです。
元々クライヌリッシュ蒸留所と呼ばれていましたが、現在のクライヌリッシュ蒸留所は1967年に作られた際に、従来クライヌリッシュと呼ばれていた蒸留所はブローラに改められました。

ブローラとは「橋のある川」を意味する地名なんだそうです。

ブローラ蒸留所は、1983年…ダラスデューやポートエレンが閉鎖した年…に残念ながら無期限の操業休止状態に入りました。
それまでクライヌリッシュ蒸留所と並行して稼動していたのです。

ハイランドの中でも最もピート香が強いモルトのひとつと言われています。
現在市場に出回っているのは、わずか14年の間に生産された貴重なモルト。
希少性も加わって非常に人気が高いです。

BRORAさて、写真のブローラを飲みました。

いきなりスモーキー。
深いコク。
そして、はかないとも言えるキレ。
スッと消える。

これはウマい。

まず一番先に思ったのが「余市みたい」。
そう、余市に似ているんです。
特にスモーキーなところが。

余市好きの私はいっぺんで気に入りました。


PHOTO : 聖蹟桜ヶ丘・BAR unknown


 【ゴードン&マックファイル】ブローラ1982700ml43度(コニッサーズ・チョイス)(楽天・かわばた酒店 オンラインショップ)




  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 23:58Comments(4)TrackBack(1)

2006年05月02日

DALLAS DHU CASK STRENGTH AGED 21 YEARS (UD)

ダラスデューCHOT BARでダラスデューが二本揃ったので、飲み比べてみることに。

右のUDレアモルトシリーズのものは、カスクストレングスの61.9度。
1975年蒸留の21年もの。
ダラスデューの中でも比較的出回っているものです。

左のSIGNATORY社レアカスク・セレクションのものは、おそらく加水タイプの46度。
1978年蒸留の23年ものです。
以前このブログでも取り上げました。
当時の記事はこちら
先日、一緒にジェイズバーに行った彼が、気に入って仕入れてくれたものです。

左のダラスデュー、当時の私の感想。

-------------------------------------------------
麦由来の甘味があり、コクもあって美味しい。
舌触りもなめらか。
グレンタレットをもう少し濃くしたような、そんな味。
-------------------------------------------------

さて、右のダラスデューですが、もう何度も飲んでいるんですけど、改めて比較してみますと、どちらも滑らかでスッキリしている傾向はありますが、UDのカスクのほうが若干甘みが強くコクがあります。
ほんの少しスパイシーな感じもありますが、嫌味ではありません。
しかも、61.9度とは思えないほどスムースに飲めます。

空いたグラスをしばらく放置して香りを嗅いでみると、バニラ香を含んだやわらかい甘い香りがしました。

たまたま隣にいた友人にも薦めてみましたが、二本とも好評でした。


ダラスデューは、1983年に蒸留所が閉鎖されており、ストックが無くなってしまったらもう飲むことができません。
あとどれくらい飲むことが出来るんでしょうか。


美味しいモルトを楽しんで会話もはずんだ月曜の深夜。


PHOTO : 府中市・CHOT BAR

ゴードン&マクファイルのダラスデューなら買えるようです。


  
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 17:21Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月01日

グレンロセス GLENROTHES

グレンロセスグレンロセス蒸留所の創業は1879年。
地域としてはスペイサイドに属します。

グレンロセスは、ヴィンテージを記した商品のみ扱うユニークなシングルモルトです。
最近では1992年蒸留のものが一般に流通しているようです。
先日、ジェイズバーで1987年蒸留のものと一緒に飲ませていただきました。

私はきき酒には自信はありませんが、この二本を比べて飲むと違いがよくわかります。
1987年蒸留のほうが甘めでドライフルーツのような雰囲気があります。
1992年蒸留は前者に比べてドライな印象。

基本的に両者ともに麦を軸とする甘さが特徴なのでしょう。
しかも軽くて飲み口もスムース。
この風味は私のストライクゾーンなのです。

グレンロセスは樽熟成には大変なこだわりがあるようで、基本はシェリー樽熟成。
出来の良い年のウィスキーの樽から品質の良いモルトだけヴィンテージモルトとして選定され、蒸留所の製造能力の2%だけがオフィシャルのヴィンテージモルトとしてボトリングされ、残りはすべてブレンド用原酒として使用されるんだそうです。

オフィシャルのモルトがそんなに少ないものだったとは知りませんでした。


PHOTO : 池袋・ジェイズバー


楽天・河内屋さんではいろんな種類のグレンロセスを置いています。



  続きを読む
ランキング参加中です!
役に立った、面白かった、勉強になったと思ったら応援クリックをお願いします。
モチベーションがアップし、記事が増えます。
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング
Posted by suikyomushi at 18:25Comments(3)TrackBack(0)