2005年03月31日

ヱビス超長期熟成

ヱビス超長期熟成昨年の5月にインターネットで申し込みが殺到したヱビス超長期熟成ですが、ようやく店頭で販売されるようになりました。

昨年の応募初日にはサーバがダウンしてしまうほどのアクセスが集中しました。
私も何度かチャレンジしましたが、サーバが全然機能していなかったのであきらめましたね。

ヱビスビールは、麦芽100%、長期熟成を特徴としたビール。
私が好きなビールの中でも五本の指に入るビールです。

今回の「超長期熟成」は、通常の2倍の熟成期間をかけた限定醸造のビールなのです。
アルコール度数も6%と高め。

早速試してみました。

色は濃いですね。
エールビールを見ているような色です。

香りはいいですねぇ。
味もコクがあってまろやか、苦味も強め。
でも、後味はとても気持ちがいい。
これは旨いです。

ヱビスがお好きな方には、是非飲んでみて欲しいビールです。


  

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四合瓶で2万1000円の焼酎

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000014-maip-soci

梅錦は、四国は愛媛県の銘酒。
何と、四合瓶で2万1000円の焼酎が発売されたとか。

30年間放置されていたタンクがあったというのもびっくりですが、それにしても高すぎませんか?

「今や新たに製造するのも難しい」というのはわかりますけど。
  
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2005年03月30日

キリンビール、韓国焼酎大手「真露」の入札に参加せず

こんなニュースがありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000156-mai-bus_all

日本であんなに売れていて、世界でも指折りの売上を誇るジンロが経営不振とは。
なぜ経営不振になったのか、調べてないのでわかりませんが。

キリンビールがジンロの入札に参加しようとしていたのも驚きです。
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デリリウム・トレーメンス Delirium Tremens

デリリウム・トレーメンス拡大写真記念すべき100回目の記事に相応しい酒。

デリリウム・トレーメンスというベルギービールです。

デリリウムとは、オランダ語でアルコール幻視症。
トレーメンスとは震えのこと。
直訳すると「アルコール中毒による震え」という名前のビール。
とんでもない名前のビールがあるもんですね。

さらに、ラベルに描かれているピンクの象、紫の龍、緑のワニは、幻覚のときに見える動物なんだとか。



デリリウム・トレーメンス見た目は普通のビールなんですが、アルコール度数は9%とかなり強力。
ベルギービールの中ではストロング・ゴールデン・エールという分類になるそうです。

飲み口もよく、油断してグイグイ飲むと簡単に酔っ払います。
フルーティな香りでヒューガルデンに似ていますね。

ちなみに、この手のブラックユーモアはヨーロッパでは受けるようですが、アメリカでは受けないらしく、「マテーン」という名前に変えて販売しているようです。

何とも国民性がわかるような話ですね。


PHOTO : 府中市・BAR American


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2005年03月29日

アクセス解析を見て

BAR Americanいつもご覧いただきありがとうございます。
昨年の12月に書き始めてから、本投稿で99個目の記事になります。
(一度投稿してから削除したものを除きます)
途中ちょっと休みましたが、ほぼ毎日酒について感じたこと、エピソードなどを書いてきました。

開設以来の総ページビューは、26763回。
改めて数えてみて驚きました。
すごい回数ですね。

Googleなどの検索サイトから、酒の銘柄、カクテルの名前、店の名前などでここに来る方も結構多いです。

毎日見てくださる方は、現在大体50人前後。
きっと私の知らない方も、毎日密かにご覧いただいているのでしょう。

酒のプロでもない、そして文章を書くことがそんなに得意ではない私が、ここまで書いてこれたのには自分でも驚いています。
今読み返しても、内容が笑えるわけでもないし、面白いわけでもない。
続けて来られたのは、毎日読みに来る方のおかげ。

こんな拙いブログを読みに来てくださる方のために、これからも少しずつ美味しいお酒を紹介したり、酒の肴になる話を提供出来ればと思っています。

そして、もう少し読んでいて楽しくなるように書かないとなぁ、と思っています。

今後ともご愛読よろしくお願い致します。


PHOTO : 府中市・BAR American
  
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2005年03月28日

兼八原酒

兼八原酒兼八について以前書きましたが、こちらは加水をしていない原酒です。
まさに蔵の中の状態の焼酎。

四ツ谷酒造さんでは、冷凍庫に保管してロックまたはストレートで飲むことを勧めていますね。
お店に置いてある兼八原酒は常温であることが多いので、私は常温ストレートで飲んでいます。

最近、あるお店に行くとよく注文しています。
ここのところ外で一番よく飲む焼酎かもしれません。

口当たりは42度とは思えないくらいやわらかい。
そして、麦の香りがふわっときて、旨味が舌にとろける感じ。
いやぁ、やっぱり旨いです。

これを飲むたびに、自分は甘い酒が好きなのだなぁと思います。
今度は冷凍庫でギンギンに冷やして飲んでみたいですね。
  
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2005年03月26日

ホーセズネック HORSE'S NECK

ホーセズネックブランデーをジンジャー・エールで割るブランデー・ジンジャー(BRANDY & GINGER)というカクテルがありますが、これに螺旋状にむいたレモンの皮の端をグラスの縁にかけ、内側にカールさせ垂らすとホーセズネックというカクテルになります。

ホーセズネックとは、馬の首のこと。
ケンタッキーの草競馬ファンが、縁起の良い名前だということで愛飲していたと言われています。

また、アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領が乗馬の際に馬の首を撫でながらいつも飲んだカクテルということで、この名が付いたという説も。

ブランデー・ベースだと、ブランデー・ホーセズネックと呼び、基本的には好きなスピリッツを使って造るカクテルです。

確かに見た目はとても涼しげでいいのですが、レモンの皮の渋みが溶け出してしまい、ちょっとまずくなってしまうこともありますね。
また、レモンの皮には発ガン性物質が入っているとかで、これをお薦めしないバーテンダーさんも多いようです。

同じ飲むならブランデー・バックの方が私は好きです。
ブランデーをジンジャー・エールで割り、レモンを絞るのがブランデー・バック。
「バック」なら、ラム・バックやジン・バックも美味しいですよね。

それに、私のような小心者は、手間のかかるカクテルを注文するのはためらってしまいます。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが。

ちなみに、6、7年ほど前に、中央競馬でホーセズネックという馬が走っていました。
その馬の母の名はカクテルドレス。
馬主さん、洒落た馬名を付けたものですね。


PHOTO : 府中市・BAR American
  
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2005年03月25日

私にだって嫌いな酒はある

こんなブログを書いているためか、いろいろ誤解されることがあります。

「毎日お酒を飲んでるんですよね?」

いや、毎日は飲みません。週に3、4日くらいです。

「相当量を飲まれるんですよね?」

いや、それほどでもありません。
私は自分は酒が強いほうだとは思っていません。
強い酒は飲めますけど。

「嫌いなお酒、無いんじゃないですか?」

私にだって嫌いな酒はあります。
確かに飲めない酒は少ないですけど。

テキーラ。
香り、味ともにダメ。
どうしてダメなのって聞かれても、嫌いなものは嫌いなんです。
テキーラ好きの方にはすまないですけど。

私の友人の何名かはテキーラ大好き。
でも、すすめられても飲みません。

某バーテンダーさんは、

「別に自分の嫌いな酒を置く必要はないと思います。
 ウチもカクテルベースのためだけにテキーラがあります。」

とまで言い切っています。

私がテキーラを飲むのは、自棄酒(やけざけ)の時だけ。
友人に付き合ってもらって、二人で一気飲みします。
ショット一杯だけ。

自棄酒って、あまり好きではありません。
その酒の造り手に対して失礼だし、申し訳なく思いますから。
テキーラに罪はありません。

それに、酒はやっぱり楽しく飲みたい。
だから、自棄酒は好きではありません。

でも、ごめんなさい。
私はあなたがどうしても好きになれない。
だから、そういう時にだけ使わせてもらっています。

ごめんなさい。
  
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2005年03月24日

オールド・フォレスター・ボンデッド OLD FORESTER BONDED

オールド・フォレスター先日、懐かしい酒を飲みました。

オールド・フォレスター。

私が20代の頃、行きつけの店がバーボン中心のバーだったため、バーボンばかり飲んでいました。
その時のお気に入りのうちの一本が、オールド・フォレスターでした。

ちょうどサントリーがオールド・フォレスターの輸入を再開した頃だったのです。

以前、サントリーはオールド・フォレスターを輸入していたのですが、同時期に輸入していたI・W・ハーパーの方が売れたため、サントリーはオールド・フォレスターの輸入をやめてしまいます。

そして、I・W・ハーパーがサントリーの手を離れたときに、オールド・フォレスターは輸入を再開されることになります。

その間、どれくらいの時間があったかは私にはわかりませんが、当時のサントリーの広告に、「幻のバーボンが帰ってきた」というようなメッセージがあった気がします。

味としては、I・W・ハーパーに負けるなんてことは無い、と当時から思っていましたけどね。

オールド・フォレスターは、バーボン瓶詰め第一号であることも有名です。
瓶詰め以前のバーボンは樽売りだったため、安い酒を混ぜたり、薄めたりした粗悪な酒が多かったのです。
そこで、品質を守るために瓶詰めの密封をしたものを世に出しました。

そして、創業者のG.G.ブラウン自らの筆跡で、

There is nothing better in the market
(市場にこれに勝るもの無し)

という言葉をラベルに書き、品質を約束しているのです。

オールド・フォレスター旧ボトル旧ボトルはとてもスマートなボトルでしたが、現在のボトルはどっしりとした感じ。
私にとっては旧ボトルがとても懐かしく感じます。

久しぶりに飲んだオールド・フォレスターは、まろやかでとても美味しかった。
当時を思い出しましたよ。

バーボン小僧だった頃を。

ちなみにボンデッドとは、1897年に制定されたボトルドインボンド法に基づいて作られた、単一蒸留所で同じ製造者、同じ季節に蒸留したもので、熟成4年以上政府監下の保税倉庫で標準強度50度でボトル詰めされたバーボンウィスキーのこと。

厳しい法規制をクリアした高い品質の証です。


PHOTO : 府中市・BAR American


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2005年03月23日

ロン・サカパ・センテナリオ Ron Zacapa Centenario


ロン・サカパ・センテナリオは、グァテマラ産の大変美味しいラム。
私が最も好きなラムのうちの一本です。

ヤシの葉を編んだボトルカバーが印象的ですよね。

23年物を中心に20種類以上の原酒をブレンド。
オーク樽で4年熟成させて出来るこのラムは、インターナショナル・ラム・フェスティバルで5年連続金賞受賞しているという素晴らしい実績も持っています。

さて、都内某所のバーテンダー『H』さんのブログで、ロン・サカパ・センテナリオのボトルのデザインが変わってしまうということを知りました。

このデザインのボトルがいずれ見られなくなってしまうのは、ちょっと残念ですね。

もし、このラムのファンの方がいたら、なくならないうちに写真でも撮っておきましょう。


この酒を購入する(楽天・河内屋) 新ボトルです。


  
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マッカラン12年 MACALLAN 12y

マッカラン12年シングル・モルトのロールスロイスと絶賛されている「マッカラン」です。
今回は一番スタンダードな12年。

このモルト、私が一番初めに飲んだシングル・モルトであり、それ以来数十種類のモルトを飲んでいますが、その味や香りの基準として自分の中に存在しています。

個人的には、非常にバランスの取れたモルトであると思っています。
もちろんそれは、いろいろなモルトを飲んだからわかったことなのですが。

当時飲んだマッカラン12年は、もちろん43度。
昨年の10月1日より、マッカラン12年は40度に変更されています。

久しぶりに飲みましたが、バランスが良いという印象は今でも変わりません。
蜂蜜のような甘い香り、気持ちの良い後味。
やはり素晴らしいです。

シングル・モルトをこれから飲んでみようと思われている方には、私は真っ先にすすめています。
昔も、そしてこれからも。


PHOTO : 府中市・CHOT BAR


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2005年03月22日

酒は勉強をするために飲むのではない

私が昔毎週のように通っていた池袋のバー、J's Barのオーナーバーテンダー氏がブログを始めました。
去年から始めていたようですが、全然気付きませんでしたよ。

昔、彼はメルマガをやっていて、短い間でしたけど楽しませていただいた記憶があります。

ジン・リッキーの話、とても良かった。
また聞きたいですね。

彼のお酒に対する考え方。
それはここに集約されている気がします。

ここで紹介されている、お客さんとのやり取りなんかも好きですね。

私もこの考え方に賛同。
私のブログは、酒についての能書き中心ですが、私は酒を評論したいのではなくて、自分がこの酒を好きだということを伝えたいということ。

私たちは酒飲み。
好きな酒を飲んで、好きな人と話して、楽しい時間を過ごしたい。
それに酒の知識がちょっとだけあったら、そのお酒がもっと美味しく思えるんじゃないか。

それだけ。

私が販売店へのリンクを貼っているのは、もし私の文章を読んでそのお酒が飲みたくなったら、「ここで買うのが便利ですよ」というお助けみたいなもの。
私のその労力に対して楽天は売上の1%をくれるらしいけど、まあ飲み代にもなるかもしれないくらいのもの。
先日は、私の貼ったリンクが、ご覧の皆さんに不快な印象を与えてしまって申し訳なく思っています。
配慮が足りませんでした。


話がそれてしまいましたが…。


その酒のことを知らなければ飲んではいけないみたいなことは言いたくない。
美味しければいいじゃないですか。
私はそのために、ちょっとした情報や知識を共有したいための文章を書いています。

酒は勉強するために飲むのではない。
酒を美味しく飲むために勉強するのはいいかもしれない。
でも、そんな必要はそれほどないと思うんです。

私は酒のプロじゃないですけど、私がいることで一緒に飲んでくれる友人が少しでも美味しく酒を飲んでくれれば、そのお手伝いが出来れば、これほど嬉しいことはありません。

だから酒が好きなのかもしれないですね。
  
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2005年03月21日

サザンカンフォート SOUTHERN COMFORT

サザンカンフォートアメリカ生まれのリキュール「サザンカンフォート」です。
アメリカ発祥のリキュールは大変珍しいですね。

アメリカが禁酒法の時代。
粗悪な密造酒が流通していたころ、何とかお酒を美味しく飲もうとしてジュースやシロップを加えて工夫されたのが、アメリカのカクテル文化を創ったと言われています。

サザンカンフォートも元々は、出来の悪いバーボンを何とか美味しく飲もうとしたのが始まりだとか。

現在は、糖蜜を蒸留したスピリッツに桃などのフルーツフレーバーを数十種類配合しています。

とても甘そうに思えますが、思ったよりも甘さ控えめになってます。
トニックウォーター、ジンジャーエール、オレンジジュースなど、何で割っても美味しく飲めるリキュールですね。

サザンカンフォートとは、「南部のやすらぎ」という意味。
ちなみにラベルにはミシシッピ川が描かれています。

ニューオリンズで生まれたこのリキュール、禁酒法を乗り越えたアメリカの名品です。


PHOTO : 府中市・CHOT BAR


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2005年03月20日

旭萬年・白麹

旭萬年・白麹門前仲町で友人たちと飲みました。
その際、焼酎の選択を任され、悩んだ結果「旭萬年・白麹」にしました。
ロックで飲みましたが、概ね好評だったようです。

「旭萬年」は、白麹と黒麹があります。
個人的には、白麹の方が好み。
黒麹の方は、コクがあってかなりガツンとくるタイプ。
白麹は、優しいですがしっかりした味わいです。

減圧蒸留が主流になりつつある現在、常圧蒸留で本物の味を追求しています。

この蔵の原料の芋「黄金千貫」は、何と自家栽培。
ほとんどの蔵が農家に委託している現在では、大変珍しいと思います。

大正三年の創業以来、四代続くこの蔵は、家族経営のたった四百石の小さな蔵。
伝統の味を守りつづけています。


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2005年03月19日

黒のいざない

黒のいざない宮崎・正春酒造の黒のいざないです。

創業130年以上になる歴史のある蔵元ですが、現在も大変技術が高い蔵元として有名だそうです。

早速ロックで飲んでみました。

驚いたのは、雑味が無いこと。
甘味があってトロトロという感じです。

まろやかな味わいなのだけど、しっかりした味があります。

これは旨いですね。

社名でもあり、代表銘柄でもある「正春」は、二代目社長の黒木正英さんと奥方の春さんの名を組みあわせて名付けたという、微笑ましいエピソードがあります。

私が語るよりも、このサイトを見れば、正春酒造の酒が何故旨いのか、おわかりいただけると思います。

他の焼酎も試してみたくなりますね。

  
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グレンタレット 12年 GLENTURRET AGED 12 YEARS

グレンタレットスコットランドの蒸留所に住む猫のことをウイスキー・キャットまたはディスティラリー・キャットと呼びます。

元々ウイスキーの原料である大麦をネズミの被害から守るために働く猫のことで、現在では蒸留所の設備も衛生面で万全なため、蒸留所でペットとして飼われているんだそうです。

ウイスキー・キャットといえば、グレンタレット蒸留所で飼われていたタウザー(TOWSER)が最も有名です。

タウザーは、生涯で28,899匹のネズミを捕まえてギネスブックに載った猫です。
よくそこまでのネズミを捕まえたものだと関心するのですが、それを数えた人もすごいと思いますね。

それだけの数のネズミを捕まえた理由の一つとして、タウザーが1987年に亡くなるまで、23歳11ヶ月も長生きをした猫であったこともあるでしょう。

ちなみにタウザーはメス。
現在、グレンタレット蒸留所にはタウザーの銅像が建てられています。

グレンタレット蒸留所には、タウザーの亡き後、二代目のウイスキー・キャットがいます。
名前はアンバー。

何と、ネズミを全く捕まえないのだそうで、蒸留所でお客様に愛想を振りまく愛らしい猫なのだそうです。
タウザーとは対照的なところがまたいいですね。

さて、ウイスキーの方の話。

このグレンタレットは、私が一番好きなモルトのうちの一本であります。
どちらかと言うと軽くて甘い系のモルトが好みの私としては、このモルトはベスト。

バニラのような甘い香り、なめらかな味わいがいいですね。

スコットランドでは、エドラダワーに次ぐ二番目に小さい蒸留所なのだそうですが、シングルモルトに対する情熱は並々ならぬものを持っています。

1974年の国際ワイン・スピリッツ品評会でも賞を受けている優秀な蒸留所なのです。


グレンタレット 10年 (新ラベル)を購入する(楽天・河内屋)


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2005年03月18日

ウイスキー・キャット

ウイスキー・キャット?ウチのウイスキー・キャットです。


「お客さん、何飲みます?」
  
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2005年03月17日

カプリチョーザ

コントワールのピザ毎週通っている洋風手作り料理の店・コントワールのピザ、カプリチョーザです。

美味しそうでしょ。

生地が薄くてパリパリで美味しいですよ。


カプリチョーザとは、イタリア語で「気まぐれ」という意味だそうです。
ここのピザは、そんなに気まぐれではないですけど。

この日のピザは、「野菜を多めに」とお願いしたので、いつもは載ってないブロッコリーがありました。

いつもコントワールでの締めはパスタかピザです。

あれ、酒の話が無かったですね。
まあ、たまにはいいですよね。


PHOTO : 府中市・コントワール  
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2005年03月16日

グラスホッパー GLASSHOPPER

グラスホッパーグラスホッパーとは、バッタのこと。
直訳してしまうと風情も何も無くなってしまいますが、色合いから名付けられたようです。

ところが、ここで一つ発見。
緑からバッタを連想するのではなく、バッタの棲む草原をイメージした緑、という風に考えれば良いということに気付きました。

まあ、どうでもいいことなんですが。


味を一言で言うなら、チョコミント。

グリーンペパーミントの爽やかさ、カカオの香ばしさ、生クリームのなめらかさが感じられる、傑作のカクテルだと思います。


いろいろなバーでバーテンダーさんと話す機会が多いですが、グラスホッパーを作ることに自信を持っているバーテンダーさんが多いですね。
何故かはわからないんですが。

それでついついグラスホッパーを注文してしまう私。
そして、みなさん自信があるだけあって大変美味しい。
そんなことでグラスホッパーを飲む機会がなぜか多いのです。


グラスホッパーは、昔はプースカフェスタイルだったらしいですね。
ところが、シェイクしてみたら美味しかったので、今のスタイルに定着したんだそうで。

何か、私がよく飲むB52みたいなお話ですね。

ちなみに、グリーンペパーミントをガリアーノに変えると、ゴールデンキャデラックというカクテルになります。
こちらも大変美味しいですよ。


PHOTO : 聖蹟桜ヶ丘・BAR unknown
  
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2005年03月15日

閻魔

閻魔創業200年を超える老舗の蔵元、老松酒造。
日本酒の蔵元としても有名なこの蔵は、大分県日田市にあります。

日田の山々に囲まれ自然に恵まれたこの地で、豊富な天然水を背景に、麦米長期樽貯蔵焼酎のオーソリティーを目指し、貯蔵樽の研究に余念がありません。

閻魔は、樫樽で3年熟成させた麦焼酎。
減圧蒸留した原酒と常圧蒸留した原酒を8対2でブレンドして使っている、ちょっと変わった製法です。


ロックで飲んでみました。

樽で熟成させたために樽ポリフェノールによる淡い色がついています。
味はスッキリしていて柔らかい風味。
少し洋梨のような香りがあります。


閻魔という名前。
濃い赤と荒々しい文字のラベル。
それらからは想像出来ないような、まろやかな味わいです。


ボトルに付いている木札にはこのような言葉が書いてありました。

「地水火風空」
古い酒蔵には決して人の近づけない場所がある。
そこには歳月を経て今も何かが眠っている・・・



長い眠りから覚めた酒は、老舗の情熱の結晶なのです。


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2005年03月14日

クールドリヨン ポム プリゾニエール COEUR DE LION POMME PRISONNIER

クールドリヨンフランスのノルマンディ地方カルヴァドス県でつくられるりんごのブランデーをカルヴァドスと言います。
日本では知名度はあまりありませんが、これから注目のお酒です。

ノルマンディ地方は、冬の寒さが厳しいためにぶどうの栽培には適しませんが、りんごの栽培には適していて、シードル(りんごの発泡酒)やりんごのブランデーなどが多く造られています。

カルヴァドスは、フランス北部の地酒のようなものです。
ところが、南部では全く飲まれないらしいですね。
そのかわり、南部ではパスティス系のリキュールがよく飲まれているのだそうで。
地域性がはっきりと出ているようです。


さて、カルヴァドスの名門メーカー、クールドリヨンから出ているクールドリヨン ポム プリゾニエールは、オーナーのクリスチャン・ドルーアン氏が何と瓶の中でりんごを育てることに成功したという、変り種のボトル。
ボトルの中を見ると、ちゃんとりんごが鎮座しています。

ポム・プリゾニエールとは「虜(とりこ)のりんご」のという意味だそうです。


カルヴァドスは、コニャックなどに比べると甘味が若干強く飲みやすいと思いますが、香りが大変良いお酒でもあります。

フレンチ・コネクションというカクテルがありますが、普通はブランデーをベースとするところをカルヴァドスに変えて飲むことがありますが、こちらもいい感じです。

カルヴァドスを使う美味しいカクテルもいくつかありますので、今後紹介していきたいと思います。


PHOTO : 府中市・BAR American



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2005年03月13日

スプモーニ SPUMONI

スプモーニ SPUMONIスプモーニは、カンパリベースのカクテルの中で最もポピュラーなものの一つです。
アルコール度数も弱めなので、お酒に弱い方でも安心して飲めるカクテルでもあります。


スプモーニは、カンパリにグレープフルーツジュースとトニックウォーターを加えるシンプルなレシピ。
鮮やかなサーモンピンクの色と、ちょっと苦味が感じられる爽やかな風味が特徴です。

語源はイタリア語の「SPUMARE(スプマーレ)=泡立つ」という言葉からのようです。





マルティニ・ビターある日、久々にスプモーニを注文しましたが、ベースのカンパリをマルティニ・ビターに変えてもらいました。
若干甘味が強く、苦味が柔らかくなりますね。
女性にすすめるならこっちのレシピがいいかもしれません。


美味しく造るコツは、新鮮なグレープフルーツジュースを使うこと。
市販のジュースよりは生のグレープフルーツを搾るほうが数段美味しいです。



昔は、私がバーで飲むときの一杯目の酒でした。
それほどこのカクテルは好きでしたね。

一杯目の酒は「とりビー」という方が多いかもしれませんが、ジントニックやスプモーニなどの方がちょっとお洒落に見えるかもしれませんよ。


PHOTO : 府中市・BAR American




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2005年03月12日

すず音



発泡純米酒「すず音」です。

「すず音」は、宮城の名醸蔵、「一ノ蔵」の作。

日本酒の持つ米の甘味を持ちながら、シャンパンのようなさわやかな風味が感じられる、とても呑み口がいい不思議なお酒です。


低アルコール酒の残糖分を瓶内で再発酵させ炭酸ガスを封じ込めた一ノ蔵オリジナル製法による手づくり品。
サイダーのように強制的に炭酸ガスを入れたものではありません。


このとても優しい味わいは、日本酒が苦手な方でもきっと気に入っていただけると思います。


私が初めてこの「すず音」を飲んだのは、深夜に BAR American を訪れたとき。
「ちょっと変わった日本酒があるんです」とバーテンダーさんに薦められたからでした。

飲んだ翌日、私はすぐに近くのデパートに買いに走りました。
それほどこのお酒が気に入ったんです。

一ノ蔵は、すず音以外にも従来の日本酒の概念を覆すような日本酒をいろいろと造っています。
飲む機会があったら紹介しようと思います。


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2005年03月11日

アンカー・リバティエール Anchor Liberty Ale

アンカー・リバティエール世界中のビール評論家が「捜してでも飲む価値あり」と評する逸品、アンカー・リバティエールです。

アンカー・スペシャルエールの項でもご説明しましたが、アンカー社はサンフランシスコにある小さなビール醸造所。
大量生産ビールとは異なる、副原料を一切使わない麦芽のみによる真の手作りビールで有名です。

今回紹介するリバティエールは、アメリカの多くの地ビール業者が「教科書」としてお手本としているアメリカンタイプのペールエールで、アメリカの名品と賞されています。


飲んでみると、真っ先に来るのがマスカットのような香り。
とても爽やかな風味です。
ビールでマスカットのような香りを感じるのは、今まで飲んだことのあるビールの中ではこのビールだけでしょう。

その秘密は、ドライホッピングという手法にあります。
アメリカ産カスケードホップを熟成時に添加することにより、カスケードホップ特有のマスカットのような香りが感じられるビールが出来上がるのだとか。


リバティエールは、私が好きなビールとして五本の指に入るもの。
たまたま自宅近くのビール専門店に常備しているため、入手に困ることはありません。

ちょっと高いですけど、それだけの価値あるビールです。



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2005年03月10日

アマーロ・ラマゾッティ Amaro Ramazzotti

アマーロ・ラマゾッティイタリアのリキュール「アマーロ・ラマゾッティ」です。

1815年、ミラノのラマゾッティ家が造ったビターリキュールで、イタリア北部山岳地帯の33種の薬草とスイートオレンジの果皮を主体にして造っています。

アマーロとはイタリア語で「苦い」の意味。
フランス語だと「アメール」ですね。

そのままで飲むと、甘味もありますが、かなり苦いです。
強壮や健胃などに効力があるそうです。


イタリアのビターリキュールだとカンパリを思い出しますが、カンパリベースのカクテルは、ラマゾッディで造るとまた違った味わいで美味しいです。

ソーダ割りにレモンを加えるのが普通ですが、スプモーニなんかもいいですね。

日本ではまだあまり知られていないリキュールなので、知っていればイタリア通を気取れるかもしれませんね。
保証はしませんけど。


PHOTO : 府中市・BAR American


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2005年03月09日

小牧

小牧芋焼酎「小牧」です。

小牧醸造は、家族五人で酒造りを行っており、蔵元の総生産量は一升瓶で、4万5千本の小さな蔵です。

明治42年創業の老舗の蔵元ですが、1972年の集中豪雨により石蔵と埋めてあったカメ以外は全て流されてしまい、7年ほど焼酎造りを中断したそうです。
それでも、焼酎造りへの情熱で蔵を再建し、現在に至ります。


地熱を利用した独自の手作りカメ仕込みと、良質の有機栽培100%の黄金千貫により、独特の深みのある味わい、芳醇な香りの焼酎を造ります。

飲みやすさを追求した最近の芋焼酎とは一線を画した、昔ながらの焼酎と言えるかもしれません。

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2005年03月08日

カシャーサ51 Cachaca51

カシャーサ51ブラジルのお酒、カシャーサの代表的銘柄「カシャーサ51」です。

カシャーサは、別名ピンガと呼ばれ、サトウキビを原料とした蒸留酒です。
サトウキビの蒸留酒と言えばラムですが、ラムとは若干製法が違い、サトウキビの搾り汁に加水せずに直接発酵、蒸留を行うのが特徴です。


カシャーサは、世界でも指折りの出荷量を誇るお酒です。
特にここ十数年間でかなり出荷量を増やしています。

その大ブームに一役買っているのが、カイピリーニャというカクテルです。

カイピリーニャカイピリーニャは、ロックグラスに刻んだライムを入れ、砂糖を加えてつぶし、クラッシュドアイスを入れてカシャーサを注ぎ、ステアするという大変シンプルなカクテル。

カイピリーニャは、ヨーロッパ諸国やアメリカを中心に世界的に大ブレイクしました。
そして、このカクテルがカクテルオブザイヤーに選ばれ、インターナショナルバーテンダー協会で「21世紀でもっともホットなカクテル」と評されたのです。


ライムやクラッシュドアイスがとても涼しげ。
もちろん、夏向きのカクテルです。
(だから、今は夏じゃないってば)


PHOTO : 府中市・BAR American


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2005年03月07日

ドクター・エム Dr.M

ドクター・エム銀座の名店「MORI BAR」の毛利隆雄氏オリジナル、ドクター・エムです。

レシピは以下の通り。

●イエーガー・マイスター 20ml
●チナール 10ml
●アメール・ピコン 10ml
●ウンダーベルグ 10ml
●ライム・ジュース 15ml

以上をシェイクしてグラスに注ぎます。


イエーガー・マイスターは、おだやかな甘さのリキュール。
アニスやミントなど56種のハーブやスパイスを調合してあります。
二日酔いに良いという人も多いようですが…。

チナールは、アーティーチョーク(洋アザミ)をベースに13種類のハーブの抽出液を加えたほろ苦い味わいのリキュール。
現代人のストレスを発散するリキュールとしてイタリアの若者で人気爆発中だそうで。
コーラで割るのが一般的でしょうか。

アメール・ピコンは、オレンジ果皮やりんどうの根が主な原料で、オレンジの香りとハーブのほろ苦さが特徴。

ウンダーベルグそしてウンダーベルグ

40種類以上のハーブやスパイスを高濃度のアルコールで抽出し、熟成させた薬草酒。
紙に包まれた20mlの小瓶に入って販売されています。
味は、苦味たっぷり、甘味皆無。
とてもそのままじゃ飲めません。
レモンとソーダで割って飲むのが普通ですが、それでもまだ苦い。

ラベルには「楽しい食事の後に〜さわやかで爽快な気分になります。」とありますけど。
(それは無理がありそうな気が)


このカクテルは、毛利氏があるお客様のリクエストで1990年に創作したもので、四種類の薬草系のリキュールを使い「疲労回復のカクテルを」がテーマだったそうです。

効果のほどはわかりませんけど、レシピからは想像できない味。
美味しいです。


PHOTO : 聖蹟桜ヶ丘・BAR unknown




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2005年03月06日

ザ・シングルトン The Singleton

シングルトン「アクション・コミックス BAR レモン・ハート」第9巻、PART.113「二代目の酒」からの引用です。


ザ・シングルトン

1987年10月、英国紙サンデー・エクスプレスに「ベスト・オブ・ブリティッシュ」というタイトルの特集記事が掲載された。
これは、英国におけるベスト・ビール、ベスト・ワイン、ベスト・ウイスキーを選出し紹介する企画で、ここで、名だたる名品をおさえ「ベスト・オブ・モルトウイスキー」の栄冠に輝いたのがシングルトンだ。
発売わずか2年のシングルトンが選ばれたことは驚異的なことで、以後、英国で爆発的なブームとなった。
(以下略)
 


オスロスク蒸溜所は1974年に創設された新しい蒸留所です。
ほとんどのモルト・ウイスキーが蒸留所と同じ名前で発売されていますが、どうもオスロスク(AUCHROISK)が読みにくいということで、ザ・シングルトンという名前になったと言われています。

工場は近代的コンピュータ管理で、わずか9名の人員で24時間蒸留を行っていた当時の最新鋭蒸溜所だったそうです。

1990年代の初め、ザ・シングルトンは数々の品評会で賞を受賞し、国際的な名声を得ました。
開設して間もない蒸留所のウイスキーとしては大変異例なことです。


シェリー樽とバーボン樽でそれぞれ熟成させたモルトをミックスして、再び二年間熟成させるダブルマリッジ方式を採用しています。


残念ながら、ザ・シングルトンは現在は終売となっています。
今では、たまにバーや酒屋さんでボトルを見かけることがありますが、どこも最後の在庫のようです。

現在オスロスク蒸留所は、ユナイテッド・ディスティラリーズ社の傘下にあり、UD社の「花と動物シリーズ」に「オスロスク」の名前でボトリングされています。


ザ・シングルトンという名前が消えてなくなるのは時間の問題ですが、オスロスク蒸留所がある限りその名声は霞んでしまうことはありません。


PHOTO : 府中市・BAR American
  
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2005年03月05日

豊国 おり酒

豊国おり酒豊国酒造は、福島県の山あいにある会津坂下町にあります。
ご夫婦二人で酒造りを行っている小さな酒蔵です。


会津坂下町と言えば、今をときめく飛露喜があります。
第二の「十四代」と騒がれている東北の銘酒です。

実は、飛露喜の社長が酒造りを始める際に、豊国酒造さんにお話を聞きに来たというお話があるそうです。

さて、先日「和食たか田」さんにお邪魔した際、次のお酒をどうしようか悩んでいたところ、

「牛乳はいかがですか?」

と言われて出てきたお酒が、この「豊国 おり酒」でした。
本当に牛乳のような真っ白なお酒です。


白く濁っているお酒は、通常「にごり酒」と呼ばれます。
にごり酒とは、もろみを目の粗い布で漉しただけの白濁酒の事です。
もろみの中の蒸し米や麹の粒が残っていて白く濁り、ザラッとした舌触りで、甘味があります。

ところが、このおり酒は、にごり酒とは造り方が違います。

通常、にごり酒でない普通の日本酒を造る際は、もろみを目の細かい布で丁寧に漉します。
布では漉しきれない微細な麹と酵母などはタンクの底に沈殿します。

漉したお酒は静かに置き、おりを沈殿させその上澄みを取り出します。
これを「おり引き」と言います。
通常は、この作業を三回くらい繰り返し、おり引きを終えた上澄みは、大吟醸として出荷します。

そして、タンクの底にたまったおりの入ったお酒をおり酒と言います。


飲み口は、とてもさわやかで旨味もたっぷりあります。
いくらでも飲めそう。


おり酒は、ほんの少量しかないため、通常蔵元の方々だけで飲んでしまうお酒のようです。
でも、こんなに美味しいものなら見つけたら飲みたいですよね。


PHOTO : 府中市・和食 たか田



こちらは豊国(とよくに)純米吟醸 中取りです(楽天・ワインshop マルシェディジュール)




  
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