2005年03月05日

豊国 おり酒

豊国おり酒豊国酒造は、福島県の山あいにある会津坂下町にあります。
ご夫婦二人で酒造りを行っている小さな酒蔵です。


会津坂下町と言えば、今をときめく飛露喜があります。
第二の「十四代」と騒がれている東北の銘酒です。

実は、飛露喜の社長が酒造りを始める際に、豊国酒造さんにお話を聞きに来たというお話があるそうです。

さて、先日「和食たか田」さんにお邪魔した際、次のお酒をどうしようか悩んでいたところ、

「牛乳はいかがですか?」

と言われて出てきたお酒が、この「豊国 おり酒」でした。
本当に牛乳のような真っ白なお酒です。


白く濁っているお酒は、通常「にごり酒」と呼ばれます。
にごり酒とは、もろみを目の粗い布で漉しただけの白濁酒の事です。
もろみの中の蒸し米や麹の粒が残っていて白く濁り、ザラッとした舌触りで、甘味があります。

ところが、このおり酒は、にごり酒とは造り方が違います。

通常、にごり酒でない普通の日本酒を造る際は、もろみを目の細かい布で丁寧に漉します。
布では漉しきれない微細な麹と酵母などはタンクの底に沈殿します。

漉したお酒は静かに置き、おりを沈殿させその上澄みを取り出します。
これを「おり引き」と言います。
通常は、この作業を三回くらい繰り返し、おり引きを終えた上澄みは、大吟醸として出荷します。

そして、タンクの底にたまったおりの入ったお酒をおり酒と言います。


飲み口は、とてもさわやかで旨味もたっぷりあります。
いくらでも飲めそう。


おり酒は、ほんの少量しかないため、通常蔵元の方々だけで飲んでしまうお酒のようです。
でも、こんなに美味しいものなら見つけたら飲みたいですよね。


PHOTO : 府中市・和食 たか田



こちらは豊国(とよくに)純米吟醸 中取りです(楽天・ワインshop マルシェディジュール)






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