2005年02月19日

ベリーニ BELLINI

ベリーニカクテル「ベリーニ」を語る上で忘れてはならないのが「ハリーズ・バー」という名のレストランバーです。


ハリーズ・バーは、1931年5月13日イタリアのヴェネチアに開店。

ハリーズ・バーの創業者であるジュゼッペ・チプリアーニは、ホテル・ヨーロッパのバーで働いていました。
その時、借金に苦しんでいた友人ハリー・ピッカーリングにお金を貸し、そのおかげで彼はアメリカに帰ることが出来ました。

その2年後に、ピッカーリングはチプリアーニに借りたお金を返済し、今度は彼がチプリアーニがバーをはじめる手助けをしたのです。
こうしてチプリアーニとピッカーリングの二人の友情でハリーズ・バーはオープンし、あっという間に有名になりました。

その理由は、チプリアーニが創作した素晴らしいカクテルやサンドイッチが当時の有名人やセレブに気に入られたこと、そして何よりも店の雰囲気とゲストへのホスピタリティが、多くのゲストを魅了したと言われています。
ハリーズ・バーのサービスの精神は「何よりも愛」なんだそうです。

文豪ヘミングウェイもハリーズ・バーを愛した一人。
彼がヴェネチアに来るたびに、ハリーズ・バーの角のテーブルが彼のためにリザーブされたという有名な話もあるほどです。

また、イタリア料理の定番、「カルパッチョ」も実はチプリアーニの創作した料理です。


そして、今回取り上げたベリーニもチプリアーニが作り出したカクテル。

ヴェネチア出身の画家ジョヴァンニ・ベリーニにちなんでネーミングされたこのカクテル、1940年代後半、ヴェネチアでベリーニの回顧展が開催されたとき、ベリーニのファンだったチプリアーニが考案しました。


ベースは、イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」。
日本で作る場合は、シャンパンやカバが使われることが多いです。

まず、ピーチ・ネクターとグレナデン・シロップを加え、ステア。
そして、冷やしたプロセッコを加えて出来上がり。

ピーチ・ネクターの代わりに、フレッシュの白桃を使うともっと美味しくなります。
秋におすすめしたいカクテルですね。


ヴェネチアを訪れた際には、ハリーズ・バーには是非行ってみたいものです。


PHOTO : 府中市・BAR American


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この記事へのコメント
ベリーニ、おいしそうですね!

私は南フランスに旅行に行ったとき、半日プロバンス料理レッスンに行ったのですが、そこではピーチリキュールを少し入れたシャンパンをいただいて、とってもおいしかった思い出があります。

なんか、それを思い出しました。
Posted by ぶんこ at 2005年02月19日 22:56
YUJI様こんにちは

ベリーニは私のとても好きなカクテルです。
何処のお店に行っても必ずオーダーします。

今回は好きなカクテルのお話が聞けてとても嬉しかったですv

Posted by マチルダ at 2005年02月20日 15:24
バーではいつも、「なんかアルコール度数低めで甘めのを」とかと頼むんですが、あるとき作ってくれたのがベリーニでありますた。
んまかったす。
たぶん、桃を多めでシャンパン少な目に配合してくれたかと。そんなに頭ガンガンしなかったので。
Posted by at 2005年02月21日 00:19
たくさんのコメントありがとうございます。

>ぶんこさん
多分、そのカクテルと味は近いと思いますよ。
ベリーニの方が飲みやすそうですけどね。
機会があったら是非お試しください。

>マチルダさん
お好きなカクテルのお話でよかったです。
もう少し話を広げたかったんですが、限られた時間ではこれが限界でした。
またコメントをお寄せください。
楽しみにしています。

>「よ」さん
飲んだことあるんですね。
そういうオーダーの時にはピッタリなカクテルであると、僕も思います。
それに女性にフルートグラスはとても似合いますしね。
Posted by YUJI at 2005年02月21日 00:46
もっとフルートはおしゃれにしたらいいんじゃないですか?
あとシャンパングラスワイングラス類にはコースターは必要ありません。
Posted by ば at 2006年03月21日 22:46