2005年01月29日

シンガポール・スリング Singapore Sling



シンガポール・スリング(ラッフルズ)

シンガポール・スリング

1915年にシンガポールの代表的なホテル、ラッフルズ・ホテルのロング・バーで初めて作られたシンガポール・スリング。
滞在していたイギリスの文豪、サマセット・モームが、シンガポール湾の夕焼けを見て、「東洋の神秘」と言ったその感動を再現したカクテルだと言われています。

スリングとは、ドイツ語で「飲み込む」を意味する言葉が語源のようです。


さて、このシンガポール・スリングには二つのレシピが存在します。
一つは、ラッフルズ・ホテルのオリジナルレシピ(写真左)。
もう一つは、サボイ・レシピです(写真右)。


日本でシンガポール・スリングを注文すると、ほとんどの場合サボイ・レシピのものが出てきます。
サボイ・レシピとは、ロンドンの名バーテンダー、ハリー・クラドックが1930年に編集した、「サボイ・カクテルブック」に掲載されているレシピです。
世界初のカクテルブックと言われており、ロンドンのサボイホテルが発行しているレシピ本です。


サボイ・レシピのシンガポール・スリングは、ドライジン、チェリーブランデー、レモンジュース、シュガーシロップ、ソーダで作ります。
爽やかな風味が特長のカクテルですね。

では、ラッフルズ・ホテルのオリジナルレシピはどうかというと、ドライジン、チェリーブランデー、コアントロー、ベネディクティン・DOM、ライムジュース、パイナップルジュース、アンゴスチュラ・ビターズ、グレナデンシロップが入ります。

大変手の込んだカクテルですね。
しかも、トロピカルカクテルの傑作と呼ばれるように、大変甘味が強いです。

ラッフルズ・ホテルに行くと、ウェルカムドリンクとして「シンガポールスリングをお飲みになりますか」と聞かれるらしいです。
もう一つの名物になっているんですね。


なぜ、サボイ・レシピがオリジナルとこんなに違う、全く別物のレシピが載ったのかは不明です。
その理由を聞いてみたいですね。


PHOTO : 【左】府中市・BAR American 【右】府中市・CHOT BAR


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この記事へのコメント
“シンガーポールスリング”って
手の込んだものだったのですね
5〜6年前ほどシンガポールに
行った時飲みました!
ホントは憧れのラッフルズで飲みた
かったのですが、予約だけで一杯で
無理だったから、別のところで。
それもマーライオンらしき形をした
カップで…とっても怪しい…
その時「好みじゃない!」って
印象がとても強くて、それから
飲んでいません
その時飲んだのは、どっちのレシピ
のものだったのでしょうか…
レシピが二種類あると知っていれば
また違った印象で飲めたでしょうね
Posted by みふブー at 2005年01月30日 04:23
どちらのレシピだったかはわかりませんが、一度どこかのバーで注文してみるといいでしょう。

でも、「好みじゃない」のであれば注文するのもあまり気が進まないですかね。

シンガポール・スリングに限らず、レシピがいくつか存在するカクテルはまだあります。
そんなカクテルもおいおい紹介していきたいと思います。
Posted by YUJI at 2005年01月30日 22:18
いろんなカクテル
楽しみにしています!
Posted by みふブー at 2005年01月30日 23:03