2004年12月13日

柳蔭

柳蔭写真は、府中市・「和食 たか田」さんにお邪魔したときの『柳蔭』というお酒です。

この柳蔭、一見日本酒か焼酎のように見えますが、実はそのどちらでもありません。
さて、いったいどんなお酒なんでしょうか?














これは「みりん」です答えはこちら。
「みりん」です。

たか田さんでは、デザート酒として用意されています。
口当たりはとてもやわらかくて甘いのですが、後味がさらさら。
すっきりした飲み口です。

白扇酒造のホームページによりますと、「柳蔭」は「直し(なおし)」とも呼ばれ、夏の酒として江戸時代から昭和40年代まで庶民の酒として飲まれてきたそうです。(夏バテ時の栄養補給、元気の出る酒)
今では知る人も造る蔵もほとんどなく、幻の酒となってしまっているようです。
昔は井戸水で程良く冷やして楽しまれたそうで、清酒よりも高級だと言う人もいたらしいです。

原料は、清酒がうるち米と米麹と水を使用するのに対し、みりんはもち米と米麹、米焼酎のみです。
アルコール度数は22度もあり、日本酒に比べて強いです。

たか田さんでは、オン・ザ・ロックをおすすめしていますが、カクテルベースとしても使えそうですね。

なかなか出会う機会の少ないお酒だと思いますので、見つけたら是非飲んでみてください。


ランキング参加中!
にほんブログ村 酒ブログ

もっとお酒のブログが読みたい方はこちらもどうぞ!
人気ブログランキング

この記事へのトラックバックURL

この記事へのリンクの無いトラックバック、宣伝だけとか内容が無関係な記事からのトラックバックは削除することがありますのでご了承ください。