2004年12月12日

ジン・トニック Gin and Tonic

ジン・トニック私がBARに入って一杯目に頼む酒。
いつのころからか、ジン・トニックはそんなカクテルでした。

まあ、夏の暑い日はビールの時もありますし、居酒屋などでは一杯目は生ビールなんですけどね。
BARでは大抵ジン・トニックです。
爽やかな風味が特徴です。

ジンを使ったカクテルの中で、マティーニと並んで最もポピュラーと言えるジン・トニックですが、ポピュラーと言われているカクテルほど美味しく作るのが難しいと言われます。

作るだけなら至って簡単。
タンブラーを用意し、ライムを搾り、氷を入れ、ジンを入れ、トニックウォーターを注ぎ、軽くステアすれば出来上がりです。
ライムを搾らずに飾る作り方もあるようですが、それはバーテンダーがカクテルを美味しく作ることを放棄しているような感じがして、あまり好きではありません。

個人的な意見ですが、ジン・トニックでライムを飾るのは、「味の調整をお好みでどうぞ」ということでしょうけども、お客が味を台無しにしてしまう可能性もあるわけで、味に好みがあるならば、最初にバーテンダーに味の好みを伝えて作ってもらう方が美味しいと思うのです。

ジン・トニックのレシピはバーテンダーによって違います。
ジンの銘柄、ジンの量、トニックウォーターが変われば味も変わります。
シンプルだけどとても繊細なカクテルでもあります。

私が注文する場合は、特に何も指定しません。
よく通っている店では、ビフィーターを使っているところが多いですね。
銀座や池袋ですと、ブードルスが多かったかもしれません。


さて、BARレモン・ハート19巻にこんな話が載っていました。

ある老人がレモンハートを訪れます。
その老人は「うまいジン・トニックをもらおうか」と言い、マスターがジン・トニックを作って出したが、老人は「まずい」と言いました。

マスターは、プロのバーマン(Barman)のプライドにかけて、一週間後にうまいと言わせるジン・トニックを作ることを約束します。

一週間後、常連のメガネさんと松っちゃんの協力で作り上げたジン・トニックを飲んで、老人は涙を流して喜んだ、というお話です。

この老人は、昔ロンドンで飲んだジン・トニックの味が忘れられず、何軒ものバーを訪ねたが結果は空しいものでした。
それが、レモンハートに来たことにより、「生涯最高の誕生日」を迎えることが出来たのです。


この話の中で出てくる、「昔ロンドンで飲んだジン・トニック」のポイントは二つあります。
一つはトニック・ウォーター。
もう一つはジンです。

イギリスのトニック・ウォーターはキニーネという香草が入っており、日本では食品法の関係で輸入が出来ません。

また、今のジンはシトラス・フレーバーが主流で、昔のジンはジュニパー・ベリーがたっぷりと使われているという違いがあります。

そこで、このジンが登場することになります。

ヴィクトリアン・ヴァット・ジン
ヴィクトリアン・ヴァット・ジン。

このジンは、クラシックなスタイルのジンを再現したもので、ラベルには DOUBLE JUNIPER と書いてあるとおり、通常の二倍のジュニパー・ベリー(杜松の実)を使い、樽熟成させた一品です。

上の写真のジン・トニックは、ヴィクトリアン・ヴァット・ジンを使って作っていただきました。
トニックは普通のものですが。

いつものジン・トニックに比べ、まろやかな甘味が際立っています。
私はこっちの方が好きかもしれません。


ジン・トニック一つを取り上げても、いろいろ話が広がります。
だから、酒が好きなのかもしれません。


PHOTO : ジン・トニック IN 府中市・BAR American

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